お宅の猫ちゃん、うんちは出ていますか?
排泄行為も、私たち動物が生きるために必要なものです。
猫ちゃんの便秘、いつまでならば大丈夫なのでしょうか?
今回は、猫ちゃんのうんち事情をのぞいてみましょう。
Contents
猫ちゃんは便秘になりやすい?
実は、猫ちゃんは便秘になりやすい生き物だと言われています。
水分をあまりとらないことが、理由だと考えられています。
それでは、どのくらいうんちがでないと、猫ちゃんは便秘だと考えられるのでしょうか?
猫ちゃんの便秘の定義って?
猫ちゃんが48時間うんちを出してくれない場合、便秘だと言えます。
深刻な猫ちゃんでは、1ヶ月以上うんちが出ない子もいます。
非常に危険な状態ですので、定期的に動物病院で浣腸をしたり、うんちをかき出してもらう必要があります。
でも、猫ちゃんにとって病院に行くことは、大きなストレスですよね?
また浣腸やうんちかき出しは、猫ちゃんの体にも負担がかかります。
猫ちゃんの便秘への対応は?
では、普段から便秘にならないように、飼い主さんが気をつけられることは何かあるでしょうか?
水分の摂取
まずは、猫ちゃんには、意識的に水分をとってもらうようにしましょう。
…とは言っても、自発的に猫ちゃんが水分を飲むことは難しいです。
そんな時、猫ちゃんにウエットフードを多めに与えると良いですね。
もしウエットフードを食べてくれない猫ちゃんの場合、いつものドライフードを水でふやかしてもよいでしょう。
とにかく工夫をして、猫ちゃんに水分をとってもらいましょうね。
食物繊維の摂取
お腹の中のうんちを出すには、食物繊維は大事ですよね?
実は、キャットフードにも、食物繊維がたくさん配合されているタイプがあるんです。
そういったフードを、いつものごはんに混ぜてみることをおすすめします。
ただし、猫ちゃんは新しい味には慎重です。
すべてのごはんを新しく変えることは避けて、少量ずつ混ぜることからはじめましょう。
お腹のマッサージ
お腹のマッサージをしてあげる、ということも、便秘対策の一つです。
猫ちゃんのお腹を、指の先などで円を描くように、ゆっくりマッサージしてあげるとよいでしょう。
猫ちゃんのお腹を温めることで、腸に刺激が伝わりうんちが出やすくなります。
ただし、猫ちゃんが嫌がる場合はすぐに中断しましょうね。
まとめ
猫ちゃんのうんちが48時間以上出ない場合、便秘であるといえます。
普段から
- 水分をしっかりとらせる
-
食物繊維の多いごはんを食べさせる
-
お腹のマッサージをする
など、猫ちゃんがうんちが出やすくなる工夫をしましょう。
ただし、猫ちゃんが便秘なのは、病気が理由の時もあります。
もし猫ちゃんに嘔吐などのほかの症状もある場合、すぐに病院に連れて行きましょうね!!