キャットフードって、いろいろありますよね
味の違いだけでなく、年齢別のキャットフードもあります。
でも、子猫ちゃん用と成猫ちゃん用のキャットフードって、何が違うのでしょうか?
おうちの猫ちゃんが食べるものですから、それぞれの違いを知っておきたいですよね。
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Contents
子猫用と成猫用のキャットフードの違い
実は、子猫ちゃんと成猫ちゃんでは、必要な栄養素や摂取カロリーが違うんです。
ですから、それぞれのキャットフードの違いは、そこにあります。
それでは、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?
含まれているカロリー数が違う
子猫ちゃんが成猫になるのは、1年ほどです。
それまでの間、猫ちゃんはどんどん成長していきますから、その分たくさんのエネルギーが必要になります。
実は、子猫ちゃんが一日に必要なカロリーは、
- 子猫ちゃんの体重(kg)×200kcal
一方、標準的な成猫ちゃんの一日に必要なカロリーは
- 成猫ちゃんの体重(kg)×80kcal
と、大きな差があるんです。
ですので、子猫ちゃん用のキャットフードは、カロリーが高めに作られているんです。
含まれている栄養素の量が違う
また、子猫ちゃんは、体の成長のために、タンパク質をたくさん必要とします。
また、骨を作るカルシウムなども、成猫ちゃんよりも多く摂取する必要があります。
成猫ちゃんになると、もう体は出来上がっているので、それを維持するための栄養が必要になります。
ですので、子猫ちゃん用のフードより栄養分が抑え目になっています。
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子猫ちゃんに成猫用キャットフードを与えても良いの?
ここで、ふと
「子猫ちゃんに成猫ちゃんのごはんをあげてもいいのかな?」
と疑問に思った飼い主さん。
ちょっとそれは問題かもしれません。
その理由を見てみましょう。
カロリー不足になるかも
先ほど触れたように、子猫ちゃんと成猫ちゃんの必要なカロリー数は大きな差があります。
ですから、もし毎日子猫ちゃんが成猫ちゃんのごはんを食べていると、摂取カロリーが足りなくなります。
子猫ちゃんは、一度にたくさんごはんを食べることができません。
ですので、少ないごはんでも、十分にカロリーを摂る必要があるんです。
発育不良を起こすかも
また、成猫用キャットフードに含まれる栄養素だけでは、子猫ちゃんは満足に大きくなれません。
子猫ちゃんは、成猫ちゃんよりたくさんの栄養が必要です。
逆に、成猫ちゃんに子猫ちゃん用のごはんを与えると、肥満の元になります。
こちらも注意してくださいね。
まとめ
子猫用キャットフードと成猫用キャットフードの違いは、
- カロリー数
-
栄養素の量
です。
子猫ちゃんは、このどちらも成猫ちゃんよりもたくさん必要とします。
子猫ちゃんのフードには、カロリーも栄養も多く含まれています。
ですので、もし成猫ちゃん用のごはんを与え続けていると、子猫ちゃんは十分に成長できない可能性があります。
逆に、成猫ちゃんに子猫ちゃん用のご飯を与えると、肥満の元になります。
それぞれのステージに合ったフードを選ぶようにしましょうね!