猫の品種・種類

実はとっても貴重?意外と知られていない茶トラのメスの珍しさ

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人懐こくひょうきんで甘えん坊な子が多い茶トラには、実は意外と知られていない事実があります。

それは、オスと比べてメスの茶トラは意外と少なく珍しいということです。

どうして、メスの茶トラは珍しいのでしょうか?それには、ある理由が関わってくるのです。

今回は、意外と珍しいメスの茶トラについてご紹介していきます。

茶トラのメスはかなり貴重?

オレンジの毛並みとトラ模様がチャーミングな茶トラは、割と見かける機会のある猫ちゃんですが、その9割が実はオスだったりします。

特に、お腹まで全身茶トラ模様のメスは非常に珍しく、生まれる確率はオスと比べて1/8と以外に低めです。

猫の毛色は遺伝子が関係している

何故、メスの茶トラは珍しいのでしょうか。実は猫の毛色は遺伝子によって決められ、中には性染色体との関係で、産まれてくる子猫の毛色と性別に偏りが生まれるのです。

性染色体にはX染色体Y染色体があり、X染色体が二つであればメス(XX)X染色体とY染色体であればオス(XY)に分かれます。

性染色体には特定の毛色を決める遺伝子が固定されていて一定の組み合わせでなければ毛色が現れない仕組みになっています

また、毛色を決めるのには優性遺伝子劣性遺伝子が関わってきます。例えば、毛色が白くなる遺伝子をW遺伝子、それ以外の毛色の遺伝子をw遺伝子とします。

WWであれば生まれてくる子猫の色は白くなり、wwであればほかの毛色になります。

ですが、W遺伝子の場合、白色にする遺伝子(W)のほうが優性であり、ほかの毛色にする遺伝子(w)は劣性であるため、結果的に白くなる遺伝子のほうが優先されます

そのため、Wwということなる組み合わせでも毛色が白くなるのです。

ですが、茶トラの場合は例外的に当てはまりません。生まれてくる子猫の性別によって毛色が決まる伴性遺伝が関わってきます。

毛色を茶トラにするO遺伝子は通常X染色体上にしかなく、ほかの毛色(黒)になる遺伝子(o)との組み合わせでは全身が茶トラになることはありません。

したがって、XXであるメスの場合はOOの組み合わせでなければ茶トラになることがありません

一方、オスの場合は性染色体の組み合わせがXYであるため、毛色を決める遺伝子はO、もしくはoのどちらかしかなく、Oである場合は茶トラとして生まれます。

このように、複雑な要因が合わさることで、片方の性別に毛色が偏るといったケースが起こるのです。

逆にメスのほうが多い毛色は?

一方で、ほぼメスにしか現れない毛色もいくつかあります。
有名なのは三毛で、こちらもO遺伝子による伴性遺伝が関わってきます。

O遺伝子はX染色体上にしかなく、X染色体を一つしか持てないオスの場合は、通常では茶かそれ以外の毛色(黒)しか現れません。

また、複雑な色合いのサビもO遺伝子と密接にかかわっています。

三毛と同じようにOoの組み合わせでなければ現れず、O(茶)もo(黒)もX染色体上にしかないため、染色体異常などの特殊な要因が起こらない限りオスには現れません。

まとめ

  • 茶トラの9割がオスで、メスの茶トラが生まれるのは1/8の確率と珍しい
  • 毛色が茶虎になるには性染色体と毛色を決めるO遺伝子が関わってくる
  • 逆に、三毛やサビはほとんどメスしかいない

茶トラのメスが何故珍しいのか、その理由についてご理解いただけたと思います。

茶トラの発生も三毛やサビと同じように一定の性別にしかない遺伝子が関わり、ある組み合わせでなければメスの茶トラは生まれにくいというのは、以外だったと思います。

猫の毛色はとても奥深く、調べれば調べるほど魅力に取りつかれるはずです。

もしもっと詳しく知りたい場合は、猫の毛色と遺伝子についての書籍を読んでみて、より知識を深めてみてはいかがでしょうか?

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