猫は便秘になりやすいと言われています。
3日以上うんちが出ていないのであれば、便秘と考えて良いでしょう。
猫もお腹がはって苦しいですし、放置しているとひどくなる可能性も高いですので、良くならないようであれば動物病院を受診してください。
ここでは、動物病院で便秘の治療を受けた際に、治療費がいくらくらいかかるかをまとめてみました。
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便秘になったら放置しない
猫のうんちが少し硬くなったと気がついた時には、腹部を優しくマッサ―ジしたり、食物繊維の多いキャットフードに変えたりと対策をとりましょう。
それでも出にくい状態が続いたり、出ない日が3日以上続くようであれば、動物病院を受診してましょう。
早い段階で治療を開始すれば費用も抑えることができます。
便秘を放置してがちがちになったうんちが腸に詰まってしまった場合、
手術が必要になることもあり、そうなると治療費も跳ね上がってしまいますよ。
治療費用の目安
それでは、動物病院で治療を受けた場合の費用はどのくらいになるでしょうか。
これは動物病院によって異なり、また便秘の進行具合や治療方法の違いなどによっても変わってきます。
一般的な傾向として、症状が軽度の場合は初診料や診察料、内服薬代などがかかるでしょう。だいたい1、2万円といったところでしょうか。
中程度以上になると、症状に応じて、レントゲン検査や、浣腸・便の掻きだし、点滴代などもかかってきますので、3~5万円程度かかることもあります。
ひどい場合は入院して手術を行うケースもあり、その場合は10万円~15万円程度必要となることも。
ただし、獣医師の方針や猫の状態によって診療の内容は大きく変わりますので、上記はあくまで目安ととらえてください。
不安であれば受診前に電話で確認すると、おおまかな費用を教えてくれるでしょう。
治療費の支払いに備えよう
動物病院は自由診療ですし、猫には健康保険がありません。
そのため治療費は高額になる傾向があります。
通院でもそれなりの治療費がかかりますが、入院して手術を受けるとかなり高額な費用が一度にとぶことになるでしょう。
そのため、もしもの場合に備えて治療費をためておくか、ペット保険に加入しておくことが大切です。
ペット保険は十数社が出していて、それぞれ特色が大きく異なります。
月々の支払いは高額だけど万が一の場合の補償は十分という保険商品もあれば、支払いは安いけれど補償割合や年間支払い限度額低い商品もあります。
加入するのであれば、よく吟味して選んでください。
まとめ
- 便秘が続くなら動物病院の受診を
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自費診療のため費用は動物病院によって異なる
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手術するなら高額になる
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治療費の備えをしておく
便秘で治療が必要になると、結構な治療費がかかってしまいます。
早い段階で受診すれば、治療費も抑えることができますので、重症化する前に動物病院に連れて行ってあげてくださいね。