猫ちゃんは少し太ったくらいが可愛い。
ぽちゃぽちゃと丸いフォルム、むっちりとはみ出したお肉、究極の癒しですね。
しかし、太り気味、ぽっちゃりでは済ませられないくらいにブクブクと肥えてしまったそこのデブ猫ちゃん。
目をそらしてはいけませんよ。
長生きしてもらうために、1グラムの減量からでもダイエットを開始しましょう!
Contents
現在の食事量をしっかりと計測して!
まず最初にすべきことは、今現在食べている量をきちんと量ることです。
お皿が空だから適当に入れて、好きな時に食べさせてます。
おやつは時々、喜んで食べる様子を家族で眺めるのが日課です……。
ダイエットには絶望的な状況に思えますが、スタートがこれでも全然大丈夫です。
開始初日はいつもと同じようにあげて下さい。
ただ、あげた量とそのカロリーだけはきっちりとはかり記録しょう!
カップ6分目だとか、およそ3分の2のような曖昧な計測ではいけません。ドライフード何g、おやつ何gといった明確な計測が最低限必要です。
きっちりとした給仕量の計算を!
理想の食事量はどれくらい?
一日の総量はでましたか?
では次に、目標とする体重に見合った量を算出します。大抵は与えているフードの袋に記載されていますので参考にしましょう。
おやつをどうしてもあげたい場合、メインの食事からカロリー分を減らすのをお忘れなく。
今まで食べさせていた分を理想量に近づけ、それを維持する!
これが出来れば絶対に痩せます。
つらい食事制限はしなくてもよし!
ウェットフードを積極的に使う
A社のドライフード(カリカリ)とウェットフードを見比べてみましょう。
最終目標体重が4kgの猫ちゃんの場合、避妊去勢の有無や仔猫成猫、家庭環境などで若干の違いはありますが、およそ一日に250Kカロリーが必要です。
- ドライフード・70グラム
- ウェットフード・420グラム
ほとんどが水分のウェットフード。
ドライに比べコストがかかるのと長時間の置き餌には向きませんが、どちらが満腹になるかは一目瞭然ですね。
ダイエットフードにしなくても大丈夫
減量専用に作られたフードは、一見とても効果があるように思えます。
しかし、カロリーを抑えることに特化し、多くの場合、今与えているフードよりも嗜好性は格段に落ちます。
つまり、まずいので食べない子がほとんどです。
気合いを入れて新たに購入しても、口をつけないのであればダイエット計画を頓挫してしまいます。
目標は低めに、1日1粒ずつ減らす
急激なダイエットは厳禁、ましてや目に見えるほどの効果を短期間で得ようとするのは大きな間違いです。
ドライフードなら今日は一粒減らし、明日はふた粒減らし……。
体重測定も2ヶ月に一回ほどで大丈夫。数字に振り回されるのはやめましょう!
ウェットフードもスプーン一杯くらいを取り、少しずつ少しずつ進めましょう。
強い意志を持って
切なげな鳴き声や、早朝お布団へのダイブ、冷え冷えの肉球をぴったりとくっつけてきたり……。「お腹減ったんですけど」のアピールは猫様々です。
鳴り止まない抗議に睡眠時間は削られ、近所迷惑にならないかと気が気じゃない毎日。
しかし、思い出して下さい。
「猫ちゃんをスリムに!!せめておデブじゃない普通体型に」と決意し始めたダイエット。
こっそりおやつなどの抜け駆けがないように、家族の中でも意志の統一を!
まとめ
- 今のごはんの量を知る
- 毎日一粒、スプーン一杯ずつ減らす
- 結果を焦らない
それができれば苦労はしない! とお嘆きのあなた。
猫ちゃんダイエットの挫折と失敗の原因はほとんど曖昧な計測です。
今までと同じ量から減らしていくのであれば、なんだか出来そうな気もしますね。
ダイエットの成功を祈っています!!