あなたのお家の猫ちゃんもエリザベスカラーは苦手なのではないでしょうか。
我が家でも、避妊手術後にエリザベスカラーを着けて帰ってきた猫は、終始不機嫌で可哀想になってしまった事があります。
この記事では、そんな猫の負担を減らすエリザベスカラーの"代用品"について紹介します。
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代用品には、軽くて柔らかいものを選ぶ
エリザベスカラーって、プラスチック製の硬いものが多いですよね。ご飯を食べたり眠ったりの、普段通りの生活をするのにも邪魔そう。我が家の猫も距離の感覚がうまく掴めないようで、壁にぶつかってしまうこともありました。
そんな悩みをもつ愛猫家は多く、みなさん様々なものを代用品として使っているようですよ。
- シャンプーハット
100均などで子供用のシャンプーハットを購入し、カットしてマジックテープやガムテープで止めるだけ。素材も柔らかいし、眠りやすそうですね。 -
カップラーメンの容器
食べ終わったカップラーメンの容器の底をくりぬき、猫の首のサイズに合わせてガムテープなどでサイズを調整する。
見た目のショッキングさはさておき、こちらも軽さと柔らかさが丁度良いようです。
美味しそうな匂いがしてしまうと可哀想なので、しっかり洗いましょう。
すぐに用意できるようなものばかりで、急な怪我の場合にも活用できそうです。
術後着がおすすめ!
そもそもエリザベスカラーとは、手術の後や怪我をしてしまった時に、傷口に触れる事を防止するために着用します。
傷口を舐めたり引っかいたりしてしまうと、感染症に繋がったり傷口が開いてしまう恐れがあるので、対策が必要なんですね。
"術後着"ですと視界を遮ることもないので、術後のストレスを減らして"傷口を守る"ことが出来ます。
患部に口が届いてはダメ
オス猫の去勢手術の場合など、患部の位置が術後着では隠れない場合には術後着では意味がなくなってしまう事があります。その場合は首に着用するタイプにしましょう。
軽く、柔らかいものを使用してストレスを緩和してあげましょうね。
術後着は購入も手作りもできる
術後着はネットで気軽に買うことが出来ます。
Amazonや楽天、個人の方が販売しているお店もありますね。
値段はおおよそ~4000円前後でした。
ボタンやマジックテープが付いていて、機能性がよく、デザインも可愛いものが多いです。思わず着せたくなってしまいます・・・。
簡易な術後着であれば、家にあるような材料で作る事もできます。
予想以上に猫ちゃんがエリザベスカラーを嫌がった場合にも、すぐに用意できるので安心ですね。
- 伸縮性のある包帯をアレンジする
- タイツ・レッグウォーマーなどをアレンジする
ちなみに我が家では、100均で購入したTシャツを切るアレンジ術で、避妊手術後を乗り切りました。
最近ではエリザベスカラーの代わりに術後着を用意している動物病院もありますので、事前に問い合わせてみて下さいね。
まとめ
- 猫に合えば、購入しても作っても良い
- 着用後には傷口が守られているかこまめに確認する
- 家にあるものでも猫の負担を減らすことができる
怪我や傷口の回復にはとっても大切な役割があるエリザベスカラーも、猫にとっては邪魔なだけ。外したがって暴れる姿は見ているだけで辛くなりますよね・・・。
症状にもよりますが大体1週間前後つけるとなると、相当のストレスになると思います。
すぐに用意できる代用品を使って、病院帰りの猫ちゃんの負担を減らしてみてくださいね。