子猫ちゃんのぽっこりお腹…可愛いものですが、どうしてお腹が出ているのかちょっと気になりませんか?
今回は子猫ちゃんのお腹が出ている理由を見ていきましょう。
Contents
子猫ちゃんの愛すべきパーツ
子猫ちゃんの萌えポイントはたくさんありますが、その中の一つにポコンと膨らんだお腹があると思うのはわたしだけでしょうか…?
子どもたるもの、ふっくらしているべし!です。
猫ちゃんが普通、お腹が出ている?
猫ちゃんのお腹の皮はルーズスキンと呼ばれ、そのたるんでいる皮膚の作りのために一見お腹がぽっこり出ているように見えます。
これは、実は猫ちゃんにとって大事な体の機能なんです。
このお腹のたるんだ皮膚があるおかげで、猫ちゃんは飛ぶ・はねる・体をひねるなどの機敏で大きな動きをスムーズにすることができます。
子猫ちゃんがお腹が出ている理由
子猫ちゃんのお腹がポコッとしている理由ですが、ルーズスキンだけではありません。
子猫ちゃんたちは、まだ体が未発達の状態です。
このポコンとでたお腹に、大きくなるための栄養をしっかり溜め込んでいるため、子猫ちゃんはお腹が膨らんでいるのです。
膨らんだお腹に隠されたトラブル?
しかし、そんなぽっこりお腹に思わぬトラブルが隠されている場合もあります。
肥満
可愛いからって、子猫ちゃんにたくさんご飯をあげすぎていませんか?
ご飯をしっかり食べるのは、子猫ちゃんの成長にとって大事なことです。
しかし、食べすぎは健康に良くありません。
お宅の子猫ちゃん、お腹だけでなく全体がふっくらしている…なんてことはありませんか?
フードのパッケージに書いている摂取目安量を守ってご飯をあげるようにしましょう。
便秘
子猫ちゃんの便はしっかり毎日出ていますか?
実は、ポッコリお腹に便秘が隠れていることもあるんです。
便秘になる原因はいろいろ考えられますが、
- 毛づくろいをした被毛が腸内でウンチとひっついてしまって、便が出ない
-
水分不足で腸内にウンチが詰まってしまっている
などがあります。
お腹に水が溜まっている
子猫ちゃんのお腹の片側を手のひらで軽く包むように支え、その反対側のお腹を軽くたたいてみてください。
支えた方の手にその震えが伝わってきませんでしたか?
もし、伝わってきた場合は、子猫ちゃんのお腹に水が溜まっている可能性が高いです。
伝染性の腹膜炎や、お腹の中の臓器に腫瘍があるとお腹に水が溜まってしまい、お腹が腫れ上がってしまうことがあります。
子猫ちゃんの元気がない・下痢や嘔吐などの体の異変があった際は、すぐに病院に連れて行きましょう。
まとめ
子猫ちゃんのお腹は、通常体の機能的な利点からぷっくりとしているものです。
ただし、そのお腹に以下のようなトラブルが溜まっていることもあります。
- 脂肪
-
ウンチ
-
腹水
普段から子猫ちゃんとよく触れ合って、小さな異変も見逃さないようにし、何かあればすぐにお医者様に相談しましょう!