猫ちゃんは、個体差があるものの気まぐれな性格の猫ちゃんが多い傾向にあります。
ご飯に関しても食欲旺盛ではあるものの、少し食べて残して…少し時間が経ったらまたご飯を食べて…といった「ムラ食い」をします。
人間からすればお行儀悪いことですし、じれったい気持ちになることもあります。
そもそも「ムラ食い」は猫の習性なので怒ってやめられるわけではありません。
そうしたことから、ご飯が残っているのでご飯を片付けるタイミングを掴めないと思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、猫のご飯の出しっぱなしについてご紹介します。
Contents
猫のご飯の出しっぱなしあまりよくない
猫のご飯の出しっぱなしは、結論からいうとあまりいいことではありません。
なので、できれば避けたいものです。
なぜ、猫のご飯の出しっぱなしがよくないのかは、いくつかの要因が挙げられます。
雑菌が大繁殖!
猫が一度でも口にしたご飯には猫の唾液を介して雑菌が付いてしまいます。
すぐに食べきってしまえば問題は無いのですが、雑菌が付いた状態のままおいておくと雑菌がご飯の中で繁殖し増加します。
雑菌だらけのご飯を食べることで猫ちゃんが消化不良を起こしたり、下痢をしたりしてしまうので体調が悪くなってしまうこともあります。
特に夏場は暑くなるので雑菌の繁殖スピードが早くなります。
人間の食べものも暑い場所においておくと傷みが早くなりますよね。
それと同じことです。
味が劣化する
猫が普段からご飯を美味しく感じて食べているかどうかは、猫本人しかわかりません。
猫ちゃんによっては、味にうるさくてご飯であげているカリカリの種類が変わったりすると全く食べない!
なんていうグルメな猫ちゃんもいます。
ご飯を出しっぱなしにしていると外気に触れて乾燥してしまうので、風味が落ちてしまい味が変わってしまいます。
あまり味にこだわりの無い猫であれば問題ないのかもしれませんが、グルメな猫ちゃんだと全く口にしなくなってしまい、やせすぎてしまうこともあります。
猫の体調が把握しずらくなる
猫の食欲は、いわば体調の良し悪しのメーターです。
猫は人間がびっくりするほど我慢強い生き物で、体調不良であっても弱っている様子を見せようとしないです。
なので、飼い主さんでもなかなか猫の体調不良に気づけないことが多いです。
しかし、食欲であれば食欲が無ければ、はっきりと体調不良であることがわかりやすいです。
なので、猫の体調管理をするうえでも食欲はとても大切なのです。
何時間もご飯を出しっぱなしにしていると、猫の食欲について把握することが難しくなり、体調不良に気づけないこともあります。
猫のご飯は時間と回数を決める
それでも、「ムラ食い」をする猫ちゃんですので、ご飯が残っているからといってすぐに片付けてしまうと途端に猫に抗議されてしまいます。
猫のご飯はしっかりと決まった時間・回数にあげて、ある程度時間が経っても残っている場合には処分しましょう。
子猫の時には1日3~5回に分けて、成猫になったら1日2~3回にわけてご飯をあげるとベストです!
そして、1時間から1時間半くらい待って残っている場合には、片付けて残ったご飯は処分してください。
そうすると衛生面でも猫ちゃんの体調管理もしやすくなるので、必ず毎日決まった時間・決まった回数でご飯をあげましょう。
まとめ
猫ちゃんのご飯を出しっぱなしにすると…
- 雑菌が大繁殖!
- 味が劣化する
- 猫の体調が把握しずらくなる
デメリットばかりですので、かならず猫のご飯は時間と回数を決めてあげましょう!