野良猫

これって病気?野良猫を保護して病院に連れて行く方法とは?

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近所に住む野良猫が"せき"や"くしゃみ"をしていると、「風邪かな?」なんて心配になっちゃいますよね。
病院に連れて行きたくても、わからない事ばかり…。
この記事では、そんな野良猫の病気の"症状""保護の仕方"を紹介します。

Contents

目ヤニ・鼻水は病気の可能性アリ!

まず野良猫をよく観察して、どんな症状が出ているか確認しましょう。
症状から、可能性の高い病気をまとめてみました。

  • せき

長く続くせきや「ゼーゼー」といった音が聞こえる場合は猫風邪、喘息、心筋症やリンパ腫などの恐れがあります。

  • 鼻水

猫風邪やアレルギー症状などの恐れがあります。

  • くしゃみ

何回も連発していたり、鼻水を伴う場合には猫風邪やアレルギー症状、副鼻腔炎などの恐れがあります。

  • 目ヤニ、涙

"茶色い目ヤニ"であれば正常ですが、それ以外の場合は猫風邪、結膜炎、アレルギー症状などの恐れがあります。

獣医師による診察や、精密な検査を受けて発覚する病気もあるため、個人の判断で投薬することは危険なのでやめましょうね。
症状を把握して獣医師に伝え、指示を受けましょう。

捕獲器を使って保護しよう

触れるほど慣れてくれている野良猫であれば、ペット用キャリーに入れて動物病院へ連れて行けますよね。
慣れていない場合には、捕獲器を使って保護するのが早いです。

捕獲器はネットなどで5,000円から20,000円で購入することができます。
一部の保護団体や猫カフェで貸し出しをしている事もあるので、お住まいの地域の保護団体・猫カフェに問い合わせてみて下さいね。

捕獲器に猫が入った後はタオルや風呂敷で捕獲器を覆い、野良猫の興奮を抑えてあげましょう。
猫は視界を遮断するとおとなしくなってくれるんですよ!
我が家の猫も病院に行くときはキャリーをタオルで包んでます。

捕獲器の使い方

まず、保護したい野良猫がよくいる場所・通る場所に設置します。
捕獲器の中には匂いの強い、猫が好みそうな美味しいご飯を用意しておきたいですね。

設置を完了した後は保護できたかこまめに確認する必要があるため、近くで待機しましょう。

警戒心の強い野良猫はすぐに入ってくれる事もあれば、何時間もかかってしまう場合もあります。
何かの事情によりその場を離れなくてはいけなくなった場合には"保護中"である事と、名前・連絡先を書いたメモを貼って離れましょうね。

※捕獲器を保護以外に使用した場合、動物愛護法の違反となります。

保護に必要なもの

保護をしたあと、その野良猫をどうしますか?
そのままあなたのお家で飼ったり、里親を探すのもいいですね。

その間に必要になるものを紹介します。

  • トイレ(猫砂)

代用品として、ダンボールにビニール袋を被せて猫砂を敷いたものでも◎

  • ケージ

代用品として、100均のワイヤーネットを結束バンドで留めたものでも◎

  • ごはん

月年齢や症状にあわせたものを用意しましょう。獣医師に相談してもいいですね。

ペット用品はリサイクルショップやフリマアプリでも安く購入できますよ。
急な保護や短期間の保護で、ペット用品を購入できない場合には代用品を活用してみてくださいね。

また、再び地域に離すのであれば、去勢・避妊手術を受けてからにしましょう。
野良猫の去勢・避妊手術の費用は助成金が出る事が多いです。

お近くの動物病院や保護団体、お住まいの市町村へ問い合わせてみて下さいね。

まとめ

  • 症状を確認したら早めに病院へ連れて行く

  • 捕獲器の使用は原則"目が届く場所"で行う

  • あらかじめ必要なものをおさらいしておく

病気はなるべく初期症状の段階で治してあげたいですよね。
最初は軽い症状であっても、大きな病に繋がってしまう事も…。

野良猫を安全に保護して、動物病院へ連れて行ってあげてくださいね!

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