寂しそうな目で人間を見つめる野良猫、そんな目で見つめられたら、もう放ってはおけませんよね。
でも野良猫から家猫になるって可能なの?何をすればいいの?という方に、注意点〜飼い方までご紹介していきます。
Contents
拾ったその日すること
お風呂に入れる
拾ったその日はダニにノミに汚れがたくさんです。
まずは猫用シャンプーを購入して、お風呂に入れてあげましょう。
爪も伸びているので、引っかかれないように注意してください。
終わったらしっかりドライヤーで乾かしてあげるのですが、嫌がる場合は
洗濯ネットに猫を入れて落ち着かせてあげてから、しっかり乾かしてあげましょう。
食事やトイレ
餌、水の容器は家にあるものでいいので、追い追い揃えていきましょう。
弱っていてドライフードを食べない子には、水でふやかしてあげたり、ウェットフードもあるので、そちらも試してみましょう。
トイレは桶などに猫砂や新聞を敷いていると、勝手に入ってする子が多いです。
今まで5匹拾ってきましたが、みんな本能なのか教えなくても勝手にしてくれていました。
病院に行く
まず、野良猫は様々なトラブルを持っています。病気、ウィルス感染の心配はないか
調べてもらう必要があります。
大体病院へ行くと、腸の中の**寄生虫、ノミやダニ**の検査から駆除までしてもらえます。
それ以外にも、感染の可能性のある病気があります。
猫免疫不全ウイルス感染症
猫免疫不全ウイルス (FIV) 感染を原因とする感染症。特別な治療法は無い。
猫後天性免疫不全症候群(猫エイズ)は上記感染症の病態の一つ。
猫白血病ウイルス感染症
猫白血病ウイルス (FeLV) を原因とする感染症。
猫伝染性腹膜炎
猫伝染性腹膜炎ウイルス (FIPV) を原因とする感染症。
出典> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ネコ
これらは野良猫同士で感染しあってしまうため、複数で野良猫を拾った場合は、全ての猫の検査をしてもらいましょう。
我が家の雄猫は元野良猫で拾った時に、**猫ウイルス性鼻気管炎**を持っていました
症状としては、鼻水や目やにが出るなとで、人間で言う酷い風邪のような症状です。
抗生剤治療を行い、2週間ほどで完治しました。
去勢・避妊手術
野良猫の場合、これらの手術は受けていない可能性が高いです。
また、雌猫の場合は妊娠している可能性もあります。
愛護団体のボランティア等が進んでいるところでは、この手術を無料で行なっているところもあります。
片耳の上部分をカットしている猫は手術をしている、と言う印です。
病院にもよりますが、費用は去勢手術が10000〜、避妊手術は18000〜が相場です。
年齢や何らかの病気がある猫は、手術を受けられない可能性があるので、事前に血液検査をしてもらいましょう。
まとめ
- お風呂に入れてあげて、食事や餌、トイレの準備
- 病院へ行って寄生虫、ノミ、ダニの駆除
- 去勢、避妊手術を受けること
今まで野良猫として生きてきたのに、急に家の中で窮屈ではないかと心配になってしまいますよね。
我が家の雄猫もスーパーに住み着く野良猫でしたが、1ヶ月ほどで慣れてくれましたよ。
野良猫を拾ったら、必ず重い責任も付いてきます。
最後まで責任を持って飼ってあげましょうね。