最初はミルクを飲むのもやっとだったのに、いつしか離乳食もしっかり食べられるまでに成長した仔猫ちゃん。
どんどん成長していく姿を見ていると、一体いつからドライフードに切り替えたらいいのかと悩みますね。
仔猫の体は未熟ですので、早すぎる切り替えは負担になりかねませんし、だからといって遅すぎると成長に必要な栄養が不足するおそれもあります。
そこで、この記事ではいつからドライフードに替えていけばいいかを説明します。
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Contents
目安は生後2か月ごろ
仔猫は、だいたい生後2週間~3週間ごろから乳歯が生えはじめます。
奥歯まで生えそろうのは1か月半~2か月ごろ。
歯が生えそろえば硬さのあるものでも噛めるようになりますので、ドライフードに切り替えるのは2か月ごろを目安とするといいでしょう。
ドライフードは柔らかくふやかす
これまで柔らかい離乳食やウェットフードばかり食べていた仔猫に、
いきなり硬いままのドライフードを与えても、うまく食べられない可能性があります。
最初はミルクやお湯でふやかしてあげましょう。
熱湯をかけると早くふやけますが、絶対に人肌まで冷ましてから与えてあげてくださいね。
触ってみて、ぬるいなと思う程度がいいでしょう。
フードがうまくふやけない場合は、ビニール袋に入れてから綿棒などで叩いて細かく砕いておくのがおすすめです。
細かくしてからお湯やミルクをかけると、早く柔らかくなりますよ。
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いきなり切り替えないで!
ドライフードを与え始めた時は、いきなり全量を替えないようにすることも大切です。
仔猫の胃腸はまだ未熟ですので、急に慣れないフードにすると消化不良を起こしたり、下痢をしたりする恐れがあります。
また、嫌がって食べない可能性も。
少し面倒ですが、日数をかけて徐々に切り替えていくようにしましょう。
どういうことかというと、
- 初日・ウェットフード:ドライフード=9:1
-
2日目・ウェットフード:ドライフード=8:2
-
3日目・ウェットフード:ドライフード=7:3
-
・・・
といった感じで、少量ずつ混ぜ、その割合を増やしてていくんですね。
この間、仔猫の様子はしっかり観察してあげてください。
下痢や嘔吐をしていないかチェックし、もし調子が悪そうだなと思ったら、切り替えはストップして少し様子を見てあげてください。
最初は噛まなくてもいいくらいドロドロの状態からスタートして、徐々にお湯やミルクの量を減らしていきます。
1か月くらいかけてそのままのドライフードが食べられる状態までもっていきましょう。
まとめ
- ドライフードへの切り替えは歯が生えそろう2カ月ごろが目安
-
お湯やミルクで柔らかく、人肌で
-
時間をかけて慣らすことが大切
ドライフードへの切り替えについて説明してきましたが、時期はあくまで目安です。
3か月になる前からカリカリのドライフードを食べて平気な仔もいますし、成長がゆっくりで時間がかかるという仔もいます。
飼い主さんがしっかり様子を観察して、猫ちゃんにとって良いと思う判断してあげてくださいね。