猫は、何かしらで怖い思いをするとすぐに隠れてしまいますよね。
そんな姿を見るととっても胸が痛むし、ごはんも食べてくれないのかと心配になってしまいます…。
この記事ではそんな"隠れてしまった猫"への対処法と、"ご飯を食べてもらうコツ"について紹介します。
落ち着くまでそっとしておく
猫が隠れてしまうのには、何かしらの理由がありますよね。
- 迎えたばかりで環境に慣れていない
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地震や、大きな音を聞いてびっくりした
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苦手な物事に遭遇した
我が家の猫は避妊手術を終えて動物病院から帰宅したあと、すぐにベットの下へ逃げ込んでしまいました…。
他の動物の鳴き声がする環境が、よほど怖かったのだと思います。
逃げたり隠れたりするのは自分を守るための行動なので、無理に手を出してしまうと更なる大きなストレスに繋がります。
猫が自分から「ここは安全だ」と思えるまではそっとしておいてあげましょう。
香りの強いフードでアピールする
そっとしておいてあげたくても、ご飯を食べてくれないと心配ですよね。
絶食が続くと飢餓状態になり、動物病院で点滴を受けないと危険になる事も。
お家の猫ちゃんが大好きなおやつや、香りの強いウェットフードなどを用意してあげたいです。
フードにふりかける猫用のかつおぶしや、ササミパウダーもおすすめですよ。
また、人肌程度にレンジなどで温めると香りが増すので是非試してくださいね。
いつものご飯の場所に置いても良いですが、隠れている場所のすぐ近くに置いてあげる事も効果的です。
猫ちゃんに香りが届くようにしてあげましょう。
脱水対策は出汁スープが◎
ご飯より大切なのは"お水"です。
1日ずっとお水を飲まないだけで命に関わる事も。
猫が隠れている間は、普段より2,3箇所多く水飲み場を確保してあげましょう。
警戒心から飲みたくても飲みに行けない可能性もあるので、猫以外いない空間をつくってあげても良さそうです。
また、鶏肉やかつおぶしの茹で汁も猫には大人気ですよ。
我が家でも猫のご機嫌を損なったあと(爪きりとか・・・)はかつおぶしゼリーを寒天で作るのですが、キッチンから香りがし始めた頃には大騒ぎです。
茹で汁は香りも強く嗜好性が高いので、普段からあまりお水を飲まない猫でも飲んでくれる可能性が高いです。
お肉が好きな猫、魚の好きな猫、お家の猫ちゃんの好みに合わせて試してみてくださいね。
まとめ
- 猫が行動し始めるまで待つ
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好物の香りが猫に届くようアピールする
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お水は絶対1日以内に摂らせる
猫を迎えて数年が経ちますが、怯えて隠れる姿は毎回辛くなってしまいます。
サイレンやチャイムの音にも怯えるような、怖がり猫の飼い主は辛いですよね。
ただ、「美味しい」や「楽しい」を感じると恐怖からの回復が早いように感じます。
まずは隠れている場所から出てみようと思える"きっかけ作り"を意識するだけで良いのかもしれません。
あなたのお家の猫ちゃんが隠れてしまったときには、是非試してくださいね。