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悩みどころ!!子猫の餌、カリカリ・ドライフードへはいつから?

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子猫は生まれてから、母猫のミルクをもらって育っていきます。
母猫に育ててもらうと、ミルクから離乳食へのステップアップのタイミングは母猫が判断します。

また子猫はドライフード(通称カリカリ)の食べ方を母猫から教えてもらえます。
この場合は人が特に気を遣う必要はありません。

しかし、子猫を拾ったり、子猫を譲渡された場合は人が子猫を育てることになり、子猫のカリカリへの移行タイミングを人が判断しなければなりません。
また、食べ方も人が教えてあげる必要があります。

この記事では「子猫の餌をカリカリに移行するタイミング」についてお伝えします。

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Contents

カリカリをあげるタイミングとは?

生まれたばかりの子猫は2~3時間おきにミルクをもらって、まだ目の開いていない状態です。7日ほどで目が開くようになり、運動を始めます。

この時期に譲渡に出されることはほぼないでしょう。
まだ歯も生えていないのでミルクを与えて育てます。

生後5週付近で歯が生え始めてきます。この時がミルク卒業への第一ステージなのです。

カリカリへの移行練習

歯が生えてきたから、といっていきなりミルクからカリカリへは移行ができません。
理由としてはこれらのことが挙げられます。

  • 子猫が餌に慣れていない
  • 食べ方がわからない
  • 消化器官が未発達のためカリカリをいきなり食べるとお腹を壊してしまう恐れがある

初めて子猫を育てる飼い主にとって悩みどころであるわけです。

子猫の成長段階に合わせた餌を与える

それでは子猫の成長段階に合わせた餌の与え方を紹介していきます。

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生後5週間から1.5カ月くらい

お手軽なのは「子猫用ウエットフード(レトルトパウチ等に入ったもの)」です。缶詰にも同様のものがあります。これをひっくり返しにくいお皿に入れ、よくほぐしておきます。

子猫は餌と理解できずに遊び道具だと思い、遊んでしまうことがあるためです。
できれば軽いプラスチックのお皿より、陶器のお皿などの重みのあるお皿がいいと思います。

また、よくほぐすのは口当たりを良くして、食べやすくし、消化不良を防ぐためです。

大人の猫でもウエットフードをそのまま与えて、固まりのまま食べてしまい、嘔吐してしまう子がたまにいますので注意しましょう。

餌を与える回数は一日に3回~4回が目安です。

生後1.5カ月から2カ月くらい

ふやかしたカリカリとウエットフードを混ぜて与える時期になります。
ふやかしたウエットフードの作り方は、ぬるま湯に餌を浸し、指で潰せるくらいまで柔らかくするのが目安です。

ウエットフードと混ぜても全体として固いところが無いような餌にします。
最初はウエットフードにふやかしたカリカリを少し加えて、与えます。
段々とふやかしたカリカリの量を増やしていくようにします。

餌を与える回数は一日に3回くらいが目安です。

生後2カ月から4カ月くらい

徐々にカリカリのふやかし方を固めにしていきます。またウエットフードとの混合比ですが半々くらいがいいと思います。

もし、カリカリの割合を増やしたらあまりご飯を食べなくなった…と思ったら、ウエットフードのご飯を増やしてあげてください。

子猫一匹いっぴきに合ったカリカリへの移行の仕方がありますので、飼い主が様子を観察して移行していきましょう。

4カ月以降

カリカリへの移行を進めます。このとき与えるのは「子猫用」のカリカリにしてください。
子猫は身体を大きく成長させる途中にありますので、様々な栄養素が必要となります。

大人の猫が通常食べる餌より割高な場合が多いですが、その分子猫に必要な栄養素を十分に含んでいます。

また、カリカリのみに移行してから、体重の減少、下痢などの体調不良が起きていないかよく観察してあげてください。

カリカリのみを食べられるようになると餌は大人の猫と同様に一日2回与えればいいです。

まとめ

子猫は消化器官が未発達なので、徐々にカリカリに移行していく必要があります。

子猫ごとに個性や成長度合いに違いがあるので、よく観察しながらカリカリに慣れさせていきましょう。

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