猫のうんちは、通常は水分を適度に含み柔らかいものです。
ところが、かたいコロコロしたうんちをすることがあります。
うんちがかちかちになると、出にくくなって便秘につながる恐れがあります。
うんちの状態は食べたものが深く関わっていますので、食事に気をつけましょう。
ここでは、猫のうんちがかたい時の餌や水の与え方についてまとめてみました。
Contents
水がいつでも飲めるように!
猫はあまり水を飲まない傾向があります。
摂取する水分量が少ないと、うんちもかちかちにかたくなってしまいます。
そこで好きな時にすぐ水が飲める環境を整えてあげましょう。
水を入れた器をひとつしか用意していないのであれば、複数個に増やしてあげてください。
人通りが多くて落ち着かない場所などに水飲みスペースがあると、気に入らずに飲まないことがあります。
静かで落ち着ける場所に変えてあげることもポイントです。
ドライフードにお湯や猫用ミルクを少し混ぜるのも、猫が嫌がらなければおすすめです。
キャットフードの変更も検討
さつまいもやかぼちゃなど良質な食物繊維が豊富なキャットフードに変えてみるもの有効です。
ただし、フードを変更するときは、いきなり変えると食べないことがありますので、最初は少しだけ混ぜ、徐々に混ぜる量を増やしていくようにしましょう。
ウェットフードは水分が摂れますので、便秘のときにおすすめ。
水飲み場を増やしてもあまり飲まないのであれば、ウェットフードに切り替えてみるのも良いでしょう。
傷みやすいので、置き餌にはしないでください。
サプリメントは有効?
健康維持にサプリメントを飲む人はたくさんいます。
実は猫用のサプリメントも複数の種類が販売されており、便秘に効くとされているものもあります。
しかし猫の体質に合わないものもありますし、粗悪な品質のものもあるのが実情です。
効きすぎて下痢をするという例も。
サプリメントを与えたときは、その後おかしな様子をしていないか、猫の様子をよく観察してくださいね。
まとめ
- 猫のうんちがかたくで排泄しにくそうなときは、水分補給が大事
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キャットフードを変更するのも有効
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サプリメントは慎重に
うんちがかたいと出にくくなり、お尻が切れることもあります。
そこから猫が便秘になることはじゅうぶん考えられます。
便秘状態が続くとお腹がはって苦しいものですし、食欲不振や嘔吐などの症状を招き、深刻化することも。
便秘くらいで…と軽視してはいけません。
愛猫のうんちがかたいことに気がついた時は、水分をたくさん飲むように促したり、ウェットフードにしてみたり、食事に気をつけてあげてくださいね。