子猫と遊ぶのが楽しくてたまらない飼い主さん。
顔にスリスリしてきた時に、ふと気になった子猫の口臭。
子猫なのにどうしたのだろうか。そんな疑問を持つ、飼い主さんのために、今回は子猫の口が臭い原因とその対処法について説明します。
Contents
子猫の口が臭いのにはいくつかの原因があります
子猫と遊んでいる際にあまりの可愛いさにスリスリはぐはぐしてしまいますよね。
そんな時、子猫の口が臭かったということはありませんか。
子猫の口臭にはいくつかの原因が考えられます。
乳歯から永久歯に生え換わる時期
猫も人間と同じように歯が生え換わります。
ほとんどの猫が3ヶ月から6ヶ月の間に生え換わり、その時期には、むずがゆいのか、よく噛まれることがあったりします。
生え換わりの時期には乳歯と永久歯の間に詰まった食べカスや歯垢が原因で、子猫の口が臭いことがあります。
全ての歯が永久歯に生え換われば、口臭も消えるかもしれません。
生え換わりの時期ではないのに口が臭い場合
すでに永久歯に生え換わっているのに、まだ生え換わりの時期ではないのに口が臭い。そんな場合には口内炎や歯周病などの口の中のトラブルを考えましょう。
口内炎や歯周病が考えられる場合
猫も口内炎ができると人間と同じように、ものを食べる時に痛み、食欲不振などが見られます。
歯周病や歯肉炎でも同じように痛みがあり、食欲不振や口臭が感じられます。
そんな場合には獣医で見てもらうのが確実です。
歯に溜まった歯垢や歯石などを取り除いてもらい、もっと悪い場合には抜歯なども行いますが、子猫の場合にはそこまでひどいことはないはずです。
口臭を予防するには
歯磨き習慣を身につけてあげましょう。
子猫のうちから歯磨きを習慣づけると、大きくなってからも嫌がらずやらせてくれます。
子猫のうちは、まだ柔らかいものしか食べることができないのでどうしても歯の間に歯垢が溜まりやすくなります。
それを歯磨きすることで防いであげることにより口臭を防ぐことができます。
フードはカリカリ中心に
どうしてもウェットフードですと歯に残ってしまうことがあります。
子猫でまだ租借がうまくいかないうちは仕方がありませんが、カリカリのフードが食べられるようになったら、ドライフードに変えましょう。
ドライフードは、ウェットフードとは違い、歯にくっついて残ることはなく、自分の歯で噛むことによっても歯垢も落ちます。
まとめ
- 子猫の口が臭い原因にはいくつかのことが考えられます
- 乳歯から永久歯に生え換わる時期は歯垢がたまりやすく口臭になりやすい
- 生え換わりでないとしたら口の中のトラブルを考える
- 口の中のトラブルが考えられる場合には獣医に相談しましょう
- 口臭を予防するためには歯磨き習慣が大事
- 歯垢がつかないドライフードに切り替えましょう
人間でもお口のトラブルは嫌なものであると同じに猫にとっても嫌なものです。
特に、口内炎や歯周病で食べることが困難になるとかわいそうですよね。
そんなことがないように子猫の頃から、歯磨き習慣を身につけ、口のトラブルを起こさないよう気をつけてあげましょう。