猫の品種・種類

気難しい!?プライドが高いと言われる三毛猫の性格って?

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三色の毛色が可愛らしく、その日本猫らしい外見はとっても魅力的ですよね。
でも、「飼ってみたい!」と思っても自分に合う子が見つかるか不安…。

この記事ではそんな"三毛猫"の"性格"について紹介します。

Contents

生粋のツンデレ気質!

「三毛猫はプライドが高い」と聞いたことはありませんか?
好き嫌いが多くて、気分屋な振る舞いをするのでそう言われているんですよ。
特徴の一部をまとめてみました。

  • 対等な関係を好む

信頼関係を充分に築かないと"しつけ"をしても反抗的になってしまいます。
頭はとてもいいので、慎重に絆を深めましょう。

  • 気分屋

気に入っていたご飯やおもちゃに突然飽きてしまったり、普段甘えないのに突然甘えてきたり。
その時の猫の気分に合わせて対応してあげましょう。

  • 人懐こい

あまり人見知りする事はなく初対面の相手にもあいさつします(鼻を近づけたり)。
好き嫌いはハッキリしているので、あまりしつこくしない事が仲良くするコツですよ。

まさに"猫らしい猫"といえる性格。
猫カフェで会った事のある三毛猫も入店後にすぐあいさつしてくれたので、納得しちゃいました。
遊ぶ事も大好きで"運動神経抜群"なので、常に興味を引くおもちゃを用意してあげたいですね。

母性本能が優れている

三毛猫はその遺伝子によってメスが多いです。
なので他のメス猫より母性本能が強いと言われているんですよ。
育児放棄することが少なく、子育てがとても上手なんです。

子を持つ母猫は子に危険が及ぶと、自分の命をかけてでも守ろうとします。

普段は大人しいですが、怒るとなかなか怒りが収まらないのも、持ち合わせた母性が関係していそうですよね。

メスばかりの理由

三毛猫の約90%はメス猫です。
オスは3万分の1の確率でしか生まれず、高価な価格がつくんですよ。
理由として、毛色を表現する遺伝子が関係しています。

三毛猫の特徴である"白・黒・茶色(オレンジ)"の毛色を表現する事のできる染色体は、メスの(XX)だけなのです。

(XY)であるオスの染色体が三色の毛色を表現するには"染色体異常"を起こさないと不可能なので、必然的にメスが多くなるんですね。

複雑な遺伝子情報で生まれてくる三毛猫は、なんだか特別な存在に感じられます。
生き抜くために"すこしワガママ"な性格になったのでしょうね。

毛色でも性格の特徴が変わる

そもそも"三毛猫"とは確立した品種ではなく、古来より日本猫が繁殖を重ねた"雑種"なんですよ。
現在では海外で「キャリコ」や「トライカラー」として3色の毛並みが人気を呼び、純血種でも三毛柄の猫は増えています。

血筋により性格が変わる事もありますが、色柄でも性格に違いが現れます。

  • 白・黒・茶(オレンジ)

ポピュラーな三毛猫の毛色ですね。
気分屋で人懐こく、対等な関係を好む猫が多いです。

  • 白・黒縞・茶(オレンジ)

黒い被毛に"しましま模様"が現れている三毛猫。
サバミケとも呼ばれています。
穏やかで大人しい猫が多いですよ。

  • 白・黒・茶縞(オレンジ縞)

茶色(オレンジ)の被毛に"しましま模様"が現れている三毛猫。
キジミケとも呼ばれています。
警戒心が強く、繊細な猫が多いです。

持って生まれた性格にはもちろん個体差がありますが、毛色からおおよその性格を知る事も出来るんですよ。
特徴に合わせて、仲良くなれるような接し方をしたいですね。

まとめ

  • 猫らしいツンデレ気質

  • 母性本能の強さにより、怒ると怖い…。

  • 三毛柄の種類によっても性格が違う

日本の猫をイメージすると、つい三毛猫の事を考えてしまいます。
私たちにとって馴染み深い猫ですよね。

ツンデレでマイペースな性格は猫好きにはたまらない!
穏やかで、ストレスのない環境が合いそうだと感じました。

あなたも是非この記事を参考にして、お家にあう三毛猫を迎えてみてくださいね。

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