小さい頃は近所の公園などに野良猫の中に三毛猫がいましたね。
でも、最近はめっきり見かけなくなりました。
のんびりとした地方の田舎へ行けば見ることが出来るかもしれません。
聞いた話だと三毛猫でも2000万円もする高級な猫もいるとか・・・。
血統書でもついているんでしょうか?
実際はどうなっているのか調べてみました。
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日本の三毛猫には血統書はありません。
野良猫の中からオスの三毛猫を探し出して、その猫の子供を増やしたら・・・と思う人もいるかもしれませんが実際は難しいです。
なぜなら、三毛猫のオスは遺伝子の繁殖能力がなく、ほとんどが子孫を残すことが出来ず残念ながら長生きすることが出来ないからです。
血統書というのも付いていないです。
そのため、ペットショップなどで売られることもないのですね。
三毛猫とはどんな猫?
顔、体の模様が黒、オレンジ、白色の三色の組み合わせのものです。
日本では商売繁盛、福を招く招き猫のモデルとして有名ですよね。
毛色が美しいので日本だけでなく、海外でも芸術品と言われるほど人気です。
性格は
自由気ままで気難しく、プライドが高い女王様のような性格と言われています。
愛情たっぷりに接してあげると、心を許して甘えてきます。
ただし、猫が自分にかまって欲しい時だけで、それ以外はしらんぷりされることも・・・。
そんな小悪魔的な猫に飼い主はメロメロになるんですね。
三毛猫のオスは珍しい?
基本的に三毛猫はメスしか生まれず、オスが生まれるのは30000分の1で、奇跡的だと言われています。
大変数が少ないので、江戸時代にオスの三毛猫を船に乗せると遭難しない、という言い伝えがあったそうです。
それゆえ、高値で売買されていたとか・・・。
最近ではテレビ番組で三毛猫のオスは2000万円と言われたこともありました。
これは血統書があるスコティッシュホールドのことで、ダイリュートキャリコ(三毛猫)と呼ばれる猫のことです。
まとめ
日本で三毛猫のオスは珍しいとされていますが、血統書がついていないためペットショップで売られているようなことはありません。
しかも遺伝子の異常なので長生き出来ず、ペットとして販売も出来ないと言われています。
最近はペットショップで売られている血統書付きのブランド猫が人気ですが、昔から日本人と馴染みのある三毛猫に注目してみるのもいかがでしょうか。
ペットショップで商品としてお金で猫を買うより、保健所や猫の保護団体から譲り受ける、という方法もあります。
猫に血統書がついているかどうかを気にするのは人間だけです。猫当人にとっては関係ありません。どちらでも一つの命として尊重し大切にしていきたいものです。