猫を見ていると様々な動きやしぐさをします。見ているだけで癒やされますよね。
実は猫の耳がどういう状態かで、ある程度気持ちや感情を読み取ることが出来るんです。
ここでは猫の耳の動きでわかる猫の気持ちや感情の見分け方を紹介します。
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猫の耳は驚くほど高性能
猫の耳は五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)で最も優れています。
人間が20~2万ヘルツに対して猫は30~6万ヘルツと言われています。
なんと人間の8倍もあります。
これは野生の本能が残っていて、寝ている時に襲われてもすぐに逃げられるようにするためです。
だから寝ている時でも耳は聞こえています。
しかも、猫は人間が聞き取る事が出来ない超音波を聞き取ることが出来ます。
飼い主が帰って来た時に、猫がお出迎えしてくれることは良くありますよね。
これは飼い主の足音が遠くから聞こえてわかっているからです。
猫の耳は気持ちを伝える能力がある
耳がピーンと立っている時は何かに興味を持っている時です。
飼い主がゴソゴソと何かをしていたら、何かを始めるつもりなんだ、と待ち構えている状態です。
耳が前や横など外側を向いている時はくつろいでリラックスしている時です。
飼い主に甘えたい時、好きな場所で寝ている時などです。
そんなネコを見ていると、こっちまで癒やされますよね。
耳がペタンコに垂れている時は、怯えている時や何かから防御しようとしている時です。
部屋の置物や観葉植物を倒したり、トイレではない所でオシッコをしてしまい、飼い主が本気で注意すると、体をペタンコにして耳が垂れることが多いです。
これは飼い主から少しでも隠れて見えなくするためです。
耳が後ろにそらしている時は、相手を威嚇、攻撃したい時です。
見知らぬ人が家に来た場合や、ネコ同士のケンカでこのようになることが多いです。
まとめ
ネコの種類によっては元々垂れている子もいますので、絶対にこうだ、と判断はしにくいかもしれません。
でも、ネコの耳の動きひとつひとつによって感情や気持ちが表現されているんですね。
会話が出来なくても、耳の動きを観察してみると何を考えているかわかるかもしれません。
観察してみると、耳が色々な方向に小刻みに動いていたりして、見ているだけで様々な発見が出来ますし面白いと思います。
ネコと触れ合う時は、耳の動きから感情や気持ちを汲み取ってあげるとネコとの絆が深まるかもしれませんね。