最近、猫ちゃんがご飯を食べてくれなくなった…。
ニャーニャーと何かをしきりに訴えかけてきているけれど、どうしたんだろう…。
お宅の猫ちゃんはそんな状態ではありませんか?
Contents
猫ちゃんが鳴く理由
猫ちゃんはもともと群れを作らない、単独行動をする動物です。
ですので、もともとは「鳴く」という行為は必要のないものでした。
しかし、人間に飼われるようになってからコミュニケーションをとる必要がでてきて、それから「鳴く」という行為が始まったと言われています。
鳴き声の種類
猫ちゃんの鳴き声は大きく分けると高音タイプと低音タイプに分かれます。
高音の鳴き声の時は、甘えや何かを欲求していることが多いです。
逆に、低音の鳴き声の時は、威嚇や警戒、不満感を感じています。
低い声で鳴く時は、かまわずに放っておいてほしいと猫は思っています。
猫ちゃんがご飯を食べずに鳴くとき
猫ちゃんは飼い主さんに何かを伝えたいから、わたしたちに向かって鳴くのです。
ご飯を食べずに鳴くということは、ご飯を食べられないという意思を伝えようとしているということなんです。
では、猫ちゃんたちがご飯を食べられないのはなぜでしょうか?
食欲がない理由
猫ちゃんの食欲がなくなった原因は以下が考えられます。
- 鼻が詰まっていて、食べ物を判別できない
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ストレスを抱えている
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ご飯に飽きた・ご飯の味が苦手
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発情期をむかえている
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病気にかかっている
猫ちゃんの食欲を回復させる方法
それでは、飼い主さんは子猫ちゃんに何をしてあげることができるでしょうか?
鼻が詰まっている猫ちゃんへ
もし猫ちゃんがくしゃみや鼻水が出ているようならば、猫ちゃんは風邪をひいているのかもしれません。
その場合は病院に行くのはもちろんですが、カリカリをお湯でふやかしたり、ウェットタイプの食べやすいご飯をあげましょう。
ストレスを抱えている猫ちゃんへ
もし猫ちゃんの周りの環境が最近変わったのならば、それが原因でご飯を食べないのかもしれません。
引越しや新入りさんの登場など、繊細な猫ちゃんはストレスを抱え込みやすいのです。
なるべく飼い主さんは猫ちゃんの相手をしてあげて、以前と似た環境に猫ちゃんが居られるようにしてあげましょう。
ご飯が好みではない猫ちゃんへ
猫ちゃんは気まぐれなので、ある日突然今まで食べていたご飯に飽きたり、また新しいご飯を受け付けない時があります。
ですので、ご飯の種類を変えてみたり、逆にいつものご飯に戻してあげたり工夫してみましょう。
発情期の猫ちゃんへ
猫ちゃんは発情期になると独特な大きな声で鳴きます。
この時期の猫ちゃんはパートナー探しに全神経がいくので、ご飯の量も減ってしまいます。
この場合は発情期が終わったら食欲も戻ります。
それ以外が原因の猫ちゃんへ
以上のことを試してみても、相変わらず鳴くばかりでご飯を食べない場合は、もしかすると病気にかかっているのかもしれません。
素人判断せずに、すぐに病院に連れて行きましょう。
まとめ
- 鼻が詰まっている子は、病院で治療をしてもらい、ご飯はお湯でふやかして与える
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ストレスを抱えている子は、そのストレスを取り除いてあげる
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ご飯の内容に不満がある子には、ご飯の種類を変えたり食べ慣れたご飯を与える
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発情期の子は、期間が終わるまで待ってみる
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元気がない・上記に当てはまらない子は、病院に連れて行って原因を探す
猫ちゃんは飼い主さんとコミュニケーションをとりたくて鳴き声を出します。
もしご飯を食べずにしきりに鳴いていたら、何らかの要望やSOSを出している可能性が高いです。
普段から飼い主さんに話しかけてくれる猫ちゃんの鳴き声に、しっかり耳を傾けたいですね!