胃を刺激してお腹の中に溜まった毛玉を吐き出す役割を持つ猫草。
猫ちゃんは猫草を食べるのが大好きですよね。
ですが、まだ小さな猫ちゃんに猫草をあげていいか迷いませんか?
上手に消化できるか、ちゃんと毛玉を出せるのか…など、心配なことは多いと思います。
そこで今回は、猫草は何歳から与えていいのかについてお話していきたいと思います!
Contents
猫草は1歳から
では、猫草は何歳ごろから与えれば良いかというと、大人の体になる1歳を目安にしてあげてください。
子猫ちゃんはまだまだ内臓が未発達なので、猫草を消化することができずに下痢や嘔吐を引き起こしてしまうことがあります。
そのため、大人の体になってしっかりと消化ができるようになったら猫草を与えても大丈夫でしょう。
ですが、人間から見て猫ちゃんがいつ頃成長したかがわからないので、猫ちゃんが成猫になる1歳を目安としてあげてくださいね。
そもそも猫草の役割とは?
先ほど「毛玉を出すため」と言いましたが、猫草の役割はそれだけではありません。
猫草を食べる理由は、
- 胃の壁を刺激して溜まった毛玉を吐き出す
- 猫草の食物繊維で便秘を予防している(排泄をうながしている)
- 猫草のビタミンを摂取している
- しゃりしゃりした食感を楽しんでいる
などがあります。
猫ちゃんにとって飲み込んだ毛玉をスムーズに出す役割と、嗜好品としての役割の2つがあるんですね。
特に長毛種の猫ちゃんは、食物繊維をとることで便に毛が含まれると吐かなくてもよくなるので、猫ちゃんにとっても楽なのではないでしょうか?
ですが、最近のキャットフードには適度に食物繊維や油分が含まれていて、猫ちゃんが毛玉を出しやすいように配慮されています。
猫ちゃんが毛玉をたくさん吐くようであれば、毛玉対策のキャットフードを与えてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
猫ちゃんにとって猫草と食べるのは、
溜まった毛玉を吐き出したり、便秘予防、栄養摂取、楽しみ。
などの良い効果があります。
ですが、子猫の頃はまだ胃が未発達で猫草をしっかりと消化することができないので、大人になる1歳頃を目安にして猫草を与えるようにしましょう。
他の毛玉対策と併用してあげるとより毛玉に良い効果があるかもしれませんね。