猫草って、自分の家の猫に必要な物なのかハッキリとはわからないですよね。
食べない子もいると聞くし、いつあげるのかわからなくて購入を断念することも…。
この記事では、猫草をあげる"タイミング"と"注意点"について紹介します。
Contents
猫草は1歳を過ぎてから
猫はもともと肉食動物なので、植物を消化する機能はあまり強くありません。
身体が育っていない子猫に猫草を与えてしまうと、消化不良や脱水症状を起こしてしまう恐れがあるのでやめましょう。
身体がしっかりとし始める1歳~が適齢期ですよ。
そもそも猫草とは、猫に与える事の出来る"イネ科の植物"の総称です。
絶対に食べないといけない訳ではないので、あなたのお家の猫ちゃんの様子をみて与えてあげてくださいね。
猫草を与えるメリット
草なんて食べたことがないはずの猫が、猫草を見つけた瞬間ムシャムシャ食べはじめる事もあります。
ずっと不思議に思っていたのですが、本能的に身体が欲しているのでしょうか?
猫草を食べるメリットをまとめてみました。
- 毛玉を吐き出しやすくなる
食べた猫草が胃や腸を刺激し、グルーミングの際に飲み込んでしまった毛を吐き出しやすくします。
長毛種の子や、抜け毛の増える換毛期には助かりますね!
- お腹の調子がよくなる
フードだけでは不足しがちな食物繊維を猫草で補う事で、お通じがよくなります。
便秘気味の子にはぴったり!
- ストレス解消になる
ムシャムシャと齧る行為はストレス解消になります。
おもちゃとは違う食感が楽しいのかもしれません。
我が家の猫も換毛期に猫草をよく食べたり、噛み散らかして遊んでいる事もあるので納得です。
気分転換に与えてみてもよさそうですね。
猫草の与え方
猫草はペットショップやホームセンターなどで購入する事ができます。
すぐに食べられるものや、育てるキット・種だけでも販売していますね。
食べやすい長さにちぎって、ボウルに入れたり直接手から与えましょう。
苗のまま自由に食べさせるのも良いですが、猫が食べすぎてしまう事もあるので注意が必要です。
食べ過ぎてしまうと胃腸に負担がかかり、嘔吐や下痢に繋がります。
おおよそ2,3日に1回10本ほどに留めておきましょうね。
危険な植物も
人間に害はなくても、猫にとっては有害な植物は多いです。
観葉植物などのうち、約700種類以上が危険だとも言われています。
インテリアに好まれる事が多い植物ですと、バラ・ユリ・ポトスなど。
野菜ですと、ネギ類・アボカド・アスパラガスなど。
これらの植物は猫に近づけず、安全な植物や猫草を与えてくださいね。
まとめ
- 1歳未満の猫には与えない
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猫の健康状態に合わせて与えるか判断する
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食べ過ぎないよう注意も必要
猫にも好き嫌いはあるので猫草を全く食べない猫もいます。
きっと、身体に必要ないと本能的に感じるのでしょうね。
現在では毛玉ケアなどができるフードやサプリメントもあるので、"猫草は不要"と言い切る愛猫家も多いようですよ。
でも、初めて見るものに興味をもつ猫の姿はたまらなく可愛いですよね。
一度試してみると新たな発見があるかもしれません。
あなたのお家でも是非試してみてくださいね!