最近、猫ちゃんの元気がない…
寝てばっかりだけど、どうしたのかな…
飼い主さんとしては、そんな猫ちゃんの状態は心配ですよね?
ぐったりと寝てばかりいる時の原因を見ていきましょう。
Contents
猫ちゃんは「寝る子」?
おうちの猫ちゃんが寝すぎかどうかを判断する前に、そもそも猫ちゃんの一般的な睡眠時間はどれくらいなのでしょうか?
猫ちゃんの平均睡眠時間
猫ちゃんの平均的な一日あたりの睡眠時間は、
- 子猫ちゃん:20時間
-
成猫ちゃん:14~16時間
といわれています。
実は、「寝る子」が転じて「ねこ」という名前になったという説があるくらい、猫ちゃんは生活の2/3を寝て暮らしている動物だったのです。
寝ることの重要性
猫ちゃんがそれほど眠るのには、理由があります。
これは、猫ちゃんは本来狩りをして生きる動物だったことに由来します。
狩りというものは自分や家族の食べる物を得るために大事な行為で、エネルギーがたくさん必要になります。
そのため、狩り以外のときは休息を取ることで、しっかり狩りをするときのための体力を温存していたのです。
今でも、猫ちゃんはちょっとした物音で飛び起きたりしませんか?
それはいつでも獲物を仕留められるように、体に備わった本能なのです。
猫ちゃんの元気がない?
猫ちゃんが寝てばかりいること自体は、特に異常なことではありません。
でも、もし猫ちゃんが元気がないように見えたら、猫ちゃんが何らかの問題を抱えている可能性があります。
それでは、どういうケースがあるのかを一緒に見ていきましょう。
猫ちゃんが起きない
猫ちゃんを起こしてみたときに、反応が鈍い・なかなか起きないなどの状態が見られる場合は、もしかすると猫ちゃんは体調が悪いのかもしれません。
怪我をしている可能性もあります。
猫ちゃんは痛みをこらえて、じっとしているのかもしれません。
さらに、ご飯を食べない・嘔吐や下痢などの体の異常が見られた時も要注意です。
寄生虫や腎臓・心臓などの病気にかかっている可能性があります。
また、風邪をひいて熱があるためにすっかり猫ちゃんはバテてしまって、寝てばかりに見えている可能性もあります。
怪我や病気を放っておくことはとても危険です。
もし、猫ちゃんがいつもと違うと感じたら、すぐに猫ちゃんを病院に連れて行きましょう。
まとめ
猫ちゃんは元来たくさん寝る動物なので、睡眠時間が長いこと自体はそれほど心配する事ではないでしょう。
ただし、
- 猫ちゃんの寝起きが悪い
-
食欲がない・嘔吐や下痢などの体の異常
などの症状が現れている場合は、何らかの病気にかかっていることも考えられます。
猫ちゃんがいつもと違うと感じた場合はすぐにお医者さんに診察してもらいましょう。
猫ちゃんは大事な家族です。
そんな猫ちゃんの小さな異変も見逃さないようにしましょうね!!