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猫の便秘にオリーブオイルが効く!?適切な量や効果的な使い方とは?

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体に良いとして知られるオリーブオイル。

猫が便秘になったときにも効くと言われていますが、実際にどのように使えば良いかよく知らないという人も多いのではないのでしょうか。

ここでは、猫が便秘になったときの効果的なオリーブオイルの使い方を説明していきます。

Contents

オリーブオイルに期待できる働きとは

オリーブオイルは刺激が少ないオイルのため、適量であれば猫に飲ませても問題ありません。
腸の運動を促すほか、オイルが腸内の固まった便をつつんで滑りやすくし、排出を促します。

そのため軽度の便秘であれば、改善する可能性は大です。

ただし、重度の便秘の場合は劇的な効果は望めませんので、きちんと受診して医療処置を受けてください。

猫は毛づくろいで舐めとった毛玉が胃に溜まることがありますが、オリーブオイルは毛玉排出にも効果があると言われています。

オリーブオイルを飲ませる量は?

体に良いオイルだといっても、飲ませ過ぎはいけません。
お腹を壊す原因になりますので、適量を守りましょう。

標準的な大きさの猫であれば、適量は小さじ2分の1~1杯程度が目安です。
この量を1日に1回か2回与えると良いでしょう。
最初は小さじ2分の1から始め、様子を見てください。

ヘルシーだといってもカロリーも気になりますし、下痢をする可能性もありますので、与えすぎないように注意しましょう。

オリーブオイルのあげ方は?

猫は基本的にオイルが好きです。
なので、スプーンなどにいれて見せると、ぺろぺろと舐めてくれるでしょう。

舐めてくれない場合は、いつものキャットフードに混ぜてみてください。
そのまま食べてくれるでしょう。

スポイトで口にたらす方法もありますが、気管にはいると危険です。
特に抱っこして上を向かせて飲ませると誤嚥しやすいので注意してください。

オリーブオイルをしみこませた綿棒で刺激する方法も

オリーブオイルを嫌がって飲まない場合は、別の活用方法があります。
それはオイルをしみこませた綿棒でお尻の穴を刺激すること。

生まれたての子猫は、自分ではうまく排泄できないので、母猫がお尻を舐めてうんちを促します。
これと同じように、綿棒で肛門刺激することで結腸が動き、うんちが出てくることがあります。

ただし絶対深くつっこまないこと!
綿棒で刺激を与える場合は、慎重に行ってください。

まとめ

  • オリーブオイルは量を守れば安全で、便秘改善のほか、毛玉の排出にも効果がある

  • 量は標準的な大きさの成猫で小さじ半分から1杯程度

  • 飲ませるときはそのままスプーンで舐めさせるか、キャットフードに混ぜると良い

  • 綿棒にオイルをしみこませ、肛門を刺激する方法も有効

大切な猫ちゃんが便秘ぎみで悩んでいる飼い主さんは、ぜひオリーブオイルを試してみてください。
使用するオイルは、人間の料理用のものでかまいません。

ただし、与えすぎないようにしてあげくださいね。

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