まだまだ小さい子猫の時期は、お腹がぽっこりしていると特に目にいきやすいもの。
可愛らしい姿ではありますが、病気?便秘?と心配にもなりますよね。
子猫がお腹パンパンになるのは、いろいろな原因が考えられます。
あまり心配のないものから動物病院を受診した方がいいものまであります。
そこでこの記事では、原因とどうしたらよいかを説明していきますね。
Contents
食べるの大好き!お腹いっぱいでぱんぱんに
キャットフードの量が多すぎて、お腹がパンパンになっていることが考えられます。
猫は少し食べては残し、また食べに戻るということが多いのですが、中にはあるだけ全部食べてしまう性格の子もいます。
食べすぎでお腹がはっているのなら、量の調整を。
1日の適正給餌量を量っていないのなら、きちんと量って出してください。
与えすぎは、肥満につながるのでよくありません。
量っていても1度に出して置き餌にしているといった場合は、月齢に応じて3回~4回程度に分けて与えるようにしましょう。
お通じがない!便秘でお腹がはっている
猫は便秘になりやすい動物です。
子猫のうちは、1日に2、3回は排泄するのが一般的です。
それぞれの体質や食事回数、食べている物によっても異なりますが、もしも1回もうんちをしない日が丸2日続いた場合は、便秘になっていると判断されるでしょう。
お腹を優しく撫でてマッサージしたり、ぬるま湯で濡らしたティッシュで肛門をとんとんと軽くたたくようにして刺激したりしてみてください。
良く運動させると、腸も動いてスムーズな排便につながることもあります。
キャットフードが合わない可能性もありますので、高たんぱく・低炭水化物の良質なフードに変えてみることも検討しましょう。
あまりにもうんちが出ず、お腹がぱんぱんで苦しそう、食欲も落ちてきたといったことがあれば動物病院に相談を。
危険かも!病気や誤飲の可能性!
小型のネズミのおもちゃは、好んで遊ぶ猫が多いです。
がじがじかじって遊んでいるうちに、ばりばりに砕いてしまい、パーツを飲み込んでしまうことがあります。
またビニール袋や紐などを飲み込んでしまうことも。
これら異物がお腹につまると、非常に危険です!
うんちと一緒に出てきたとしても、まだ中に残っている可能性があります。
異物を飲み込んだことが明確な場合は、すぐに病院に行って診てもらってください。
外科的な処置が必要となることがあります。
そのほか、お腹に水が溜まる病気や、腫瘍ができる病気もあります。
様子がおかしいなと思った場合は、放置せず動物病院に相談してください。
まとめ
- 子猫のお腹がパンパンになる原因はいくつかある
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食べすぎの場合はキャットフードの量の調整を
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丸2日うんちがでていなければ便秘。お腹マッサージや肛門の刺激などの対処を
それでも改善しなければ病院に -
誤飲や腹水、腫瘍などの病気の可能性もあるので、疑わしい時はすぐに病院へ
猫ちゃんが元気に過ごせるかどうかは、飼い主さんの責任です。
子猫のお腹がぽっこりしていたら、そのままにせず、原因を考えて適切に対処してあげてくださいね。