猫の耳って感情によって表現が変わって、とっても可愛いですよね。
でも、不機嫌の合図であることも…?
この記事では猫が"ぺたん耳"になってしまう"原因"と"対処法"を紹介します。
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ぺたん耳は不機嫌の合図
猫が耳をペタっと、横や後ろに伏せている所を見た事はありませんか?
"イカ耳"や"伏せ耳"とも呼ばれているのですが、不機嫌の合図である場合が多いんです。
ではなぜ"ぺたん耳"となってしまうのでしょうか?
考えられる理由をまとめてみました。
- 警戒しているとき
初めて会う猫や生き物と挨拶するときには、耳を伏せて鼻を近づけますよね。
不安があるときにも耳を伏せます。
- 怖がっているとき
大きい物音や、苦手なものと対峙した時は恐怖から耳を伏せます。
恐怖対象から身を隠したりするために伏せると言われているんですよ。
- 怒っているとき
「シャーッ」と威嚇している時も耳を伏せていますよね。
この場合も、怖いものを遠ざけるために怒っています。
"ぺたん耳"をしているときは、恐怖や不安を感じている場合が多いんですね。
我が家の猫が耳を伏せるのも「庭に野鳥がいるとき」や「病院に行くとき」なので、怖がっていたんだなぁと納得できました。
この状態が続くと相当なストレスを感じてしまいそう…。
不安やストレスの原因は取り除いてあげましょう。
また、無理に構ってしまうとより一層ストレスとなってしまいますので、落ち着くまではそっとしておいてあげましょうね。
甘えている時も耳を伏せる
飼い主に頭をコツンとぶつけてくる時やふみふみしている時、撫でている間にも耳を伏せている事がありますよね。
この場合は猫流の愛情表現なんですよ。
猫は耳を伏せて身体を小さく見せることで、あなたより弱い存在であることをアピールしています。
あなたに守ってもらったり、撫でてもらいたい気持ちの表れなのですね。
不安感からの伏せ耳の場合と、甘えたい時の伏せ耳の場合では、瞳孔の開き方としっぽの動き方も大きく違うと感じます。
撫でている時はそもそも目が開いてなかったりするので、安心してくれているんですね。
信頼関係が築けている証として、思う存分に撫でてあげましょう!
体調不良の場合も
猫は体調が悪い事を隠してしまうのは知っていますか?
野生環境では"弱っていると敵に狙われやすくなる"ので、今でもその本能から体調不良を隠してしまいます。
「弱っている事を知られてしまっては困る」と、不安になって隠れたり威嚇をしたり、構われることを嫌がるそうですよ。
思い当たる恐怖・不安の理由がないのであれば、体調を崩してしまっている恐れもあります。
よく観察して、日々の健康チェックを怠らないようにしましょうね。
まとめ
- 不安・恐怖からの伏せ耳はそっとしておく
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甘えからの伏せ耳は存分に撫でてあげる
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健康状態を日々把握して、原因がわかるようにしておく
人間の言葉を喋らない愛猫が、何を思っているのか疑問に思う人は多いはず。
耳の動きでわかるサインは見逃したくないですよね。
あなたの猫ちゃんの伏せ耳サインも正しく理解して、ストレスのない毎日を過ごさせてあげましょうね!