猫コラム

猫のさかりの特徴とは!?なんか食欲ないけど大丈夫?

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猫がいつも以上に大きな声で鳴いていたり、マーキングしたり…

飼い主を悩ませるのが猫の発情期の行動です。
猫は発情期になると、いつもとは違った行動を見せます。

今回は猫のさかりの特徴と対策についてまとめました。

Contents

猫の発情期の特徴

猫には、さかりと呼ばれる発情期があります。
メスは生後3ヵ月から12ヵ月、オスは生後6ヵ月から9ヵ月くらいに発情期に入ります。
時期は1月から3月と、5月から6月の年2回で、大体2週間ほど続きます。

基本的には年2回ですが、昼夜問わず明るい場所や気温差がほとんど無いところでは、
季節関係なく発情期に入ることもあります。
発情期になると、特徴的な行動をします。

大きな声で鳴く

メスに見られる行動です。オスを求めて、いつも以上に大きな声で鳴きます。
場合によっては一晩中鳴くこともあります。
いつもは大人しい猫が大きい声で鳴くので、びっくりしますよね。

マーキングする

オスに見られる行動です。
しつけしていても、トイレ以外の場所でマーキングをしようとします。
しかも、マーキングの時はいつも以上に臭いの強いおしっこをするんです!

家の中だと本当に大変ですよね。

脱走しようとする

相手を求めて脱走しようとします。
ちょっとしたドアの隙間から逃げ出そうとするので、注意が必要ですね。

食欲がなくなる

欲求不満から、食欲がなくなる猫もいます。
食欲がない時は、食べやすいフードに変えてあげるといいですよ。

甘えてくる

普段はあまり甘えてこない猫でも、いつも以上に甘えてきます。

対策

猫は発情期に入ると普段とは行動が変わります。
私たちにとって困ることも…
猫が発情期に入った時にはいくつか対策をしましょう。

放っておく

発情期になると甘えてきますが、放置しておくようにしましょう。
なでたりすると余計に発情することがあります。

またたびを与える

一時的にはなりますが、発情を押さえることができます。
ただ、あげすぎは体に良くないので与える量には注意してください。

昼間に一緒に遊ぶ

夜になると大きい声で鳴く猫の場合は、意識して昼間に遊んであげましょう。
夜には疲れて寝やすくなります。
遊ぶことはコミュニケーションにもなるので、たくさん遊んであげてくださいね。

避妊・去勢手術をする

手術をすると発情することは無くなります。
もし子猫を望まない場合は、発情期の前に手術するようにしてください。

避妊・去勢手術について

手術をすることで発情しなくなり、生殖系の病気にもかかりにくくなります。

6ヵ月から8ヵ月で手術をする

最初の発情期前に手術をするのが理想的です。
平均して6ヵ月から8ヵ月くらいがベストです。

全身麻酔の手術になるので、若いうちに手術する方がリスクも少ないです。
病院に相談して手術の時期を決めてくださいね。

手術にかかる時間は30分ほど

手術は大体30分くらいで終わります。

手術後には傷が残りますが、それも2週間ほどで治ります。
手術後は体力が落ちるので、体調に気を付けてあげてくださいね。

金額は10,000円から15,000円ほど

手術にかかる費用は平均してオスが10,000円、メスが15,000円ほど。
自治体によっては助成金がでるところもあるので、確認してみてください。

私の住んでいるところは助成金がでました。
ありがたいですね。

まとめ

  • 発情期は大きな声で鳴いたりマーキングしたりする
  • 対策は遊んだり、またたびを与えたりする
  • 一番の対策は避妊・去勢手術

いつもと違う猫の様子に、最初は戸惑いを感じることがあるかもしれません。
でも、発情期がくるのは猫にとっては当たり前のこと。

猫の様子を見ながら紹介した対策を試してみてください。
発情期と上手に付き合っていきましょうね。

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