寒い季節、外に暮らす野良猫が凍えてしまわないか心配ですよね。
ご近所さんの猫だったら、保護も出来ないし悩んでしまいます・・・。
そこで!この記事では、お家の軒先に置ける"防寒ハウス"の作り方を紹介します。
Contents
発砲スチロールで防寒ハウスを作ろう
発砲スチロールは風を通さず断熱性もあるため、防寒ハウスにぴったりなんですよ!
必要なもの:猫が入れるサイズの発砲スチロール・毛布・重石・ガムテープ
- 蓋付きの発砲スチロールを用意する
- 猫が入れる穴を開ける
- 中に毛布(タオルでも◎)を敷く
- 中に重石を入れるなどして飛ばないようにする
- 蓋をガムテープで閉じる
これだけで完成です。お手軽に作れて防寒機能も抜群です。
とっても軽いため、風で飛んでしまわないように注意する事も大切ですね。
直接上に重いものを乗せると危ないので、大きなビニールシートを被せ、そのシートの四隅を重石やペグで止めてしまうのも良いかもしれません。
猫が入れるような発砲スチロールはホームセンターで買えたり、スーパーで貰えることもあります。
お魚の匂いが付いていたら齧ってしまうので、よく洗ったりなどの対策もしましょうね!
ダンボールでも代用できる
良いサイズの発砲スチロールがなかなか見つからない・・・。そんな場合には、ダンボールでも作れちゃうんです。
必要なもの:猫が入れるサイズのダンボール・断熱アルミシート・プチプチ(緩衝材)・毛布・重石・両面テープ・ガムテープ
- ダンボールの内側にアルミシートを貼る
- その上にプチプチをはり、またアルミシートを貼る
- 猫が入れる穴を開ける
- 中に毛布(タオルでも◎)を敷く
- 中に重石を入れるなどして飛ばないようにする
- 蓋をガムテープで閉じる
雨対策として、ブルーシートで包んだりしても良さそうです。
材料は多いですが、すべて100均やホームセンターですぐに手に入りますよ。
ダンボールは通気性があるので、とにかく風を通さないようにする事がポイントです。
寒い季節には家猫も喜んで入ってくれそうなので、お家のなかに置いても良いですね!
住み着く可能性も考えて、相談しよう
野良猫にとって居心地が良くなれば、住み着く事もあるかもしれません。目に見える所で暮らしていてくれたら安心ですよね。
しかし、避妊・不妊手術をしていなければ繁殖して増えてしまうかも。
野良猫の問題点は多く、ご近所トラブルに繋がる恐れがあります・・・。
「防寒ハウスを置いてあげたいな」と思ったら、まずは近所の方と自治体に相談しましょう。
また、他の人の土地に置いてしまわないように注意しましょうね。
お住まいの地域の保護団体によっては避妊・不妊手術のサポートをしてくれる所もありますので、ぜひ一度問い合わせてみて下さい。
まとめ
- 発砲スチロールは飛ばないように対策を
- ダンボールは雨・風の対策が必要
- 事前に家族や近所の了承を得て設置しよう
いくらふわふわの毛が生えていても猫だって寒い時期は寒いです。
雨風に打たれる姿を見るのは、猫好きにとっても辛いですよね。
野良猫が暖をとるために、車のボンネットに入ってしまって起こる事故も多いです。
少しの配慮が野良猫の命を救う事になるかもしれません。
あなたのお家の軒先や庭先に、ぜひ置いてあげてみてくださいね!