お宅の猫ちゃんは元気に駆け回っているのに、なぜかご飯はあまり食べない…なんてことはありませんか?
飼い主さんとしては心配ですよね?
どうして猫ちゃんがご飯を食べてくれないのか、そしてそういう場合どうしたらよいのかを一緒に見ていきましょう。
Contents
猫ちゃんの食欲について
猫ちゃんはしっかり自己管理ができますので、基本的には食べ過ぎたり逆に食べなさすぎるということはありません。
しかし季節や自分の年齢で調節をしていきますので、いつも同じ量を食べるというわけではないのです。
では、猫ちゃんにとって食欲がないという基準はなんなのでしょうか?
食欲不振の基準
1回ご飯をあまり食べなかったからといってすぐに心配する必要はありません。
年齢によって体の出来上がり方や代謝もかわってきますので、お宅の猫ちゃんが何歳かによって判断する目安も変わってきます。
猫ちゃんの年齢別の食欲不振と疑われる基準
‐ 生後1~2ヶ月の猫ちゃん…8時間ご飯を食べなかったとき
‐ 生後3~4ヶ月の猫ちゃん…16時間ご飯を食べなかったとき
‐ それ以降の大人の猫ちゃん…24時間ご飯を食べなかったとき
上記はあくまで一般的な判断基準ですので、ケースバイケースでご判断くださいね。
猫ちゃんの元気はあるのに、ご飯を食べてくれない…
さて、猫ちゃんが食欲がないみたいだけど、元気に飛び回っている。
…病気ではなさそうでも、飼い主さんとしてはとっても心配ですよね。
それでは、どういう理由が考えられるのでしょうか?
猫ちゃんがご飯を食べない理由
猫ちゃんが元気なのにご飯を食べないのは、以下の理由が考えられます。
‐ ご飯の味に飽きた・
‐ 食べ慣れないご飯が出てきた
‐ お皿がいつもと違う
‐ 猫ちゃんの繁殖期
‐ 高齢で代謝が落ちてきた
猫ちゃんがご飯を食べない時の対処方法
もしいつも同じご飯を食べている猫ちゃんの場合は、一度ご飯を変えてみましょう。
別のメーカーや違う味のキャットフードを少し混ぜてあげると良いですね。
逆に猫ちゃんは新しいご飯の味が好きではなくて、ご飯を食べたくないのかもしれません。
もし心当たりがある場合は、いつも食べていたご飯に一度戻してあげましょう。
猫ちゃんは気まぐれなので、そのうちひょっこり新しいご飯にも興味を示すかもしれません。
他の可能性として、ご飯のお皿が新しくなったから食べなくなったのかもしれません。
「あれ?いつものお皿じゃない…ボクのご飯はどこ?」と迷って食べられないこともあります。
そういう時は前のお皿に戻してあげましょう。もしもうないときは似たようなタイプのお皿を探してあげましょう。
食欲がないほかの原因として、もしかするとお宅の猫ちゃんは繁殖期を迎えているのかもしれません。
猫ちゃんはお嫁さん・お婿さん探しに没頭してしまい、食欲どころか睡眠も短くなることがあります。
ですので、この場合は繁殖期の終わりや去勢・避妊手術で元の食欲に戻ります。
そして、年をとって噛む力が弱くなった猫ちゃんには、柔らかくしたキャットフードをゆっくりと食べさせてあげましょう。
まとめ
猫ちゃんが病気でなくても色々な原因で食欲不振になることがあります。
‐ご飯に飽きた・新しい味に慣れていない
‐お皿が変わったので戸惑っている
‐繁殖期で食欲どころじゃない
‐年をとってご飯が食べ辛くなった
でも、もし一定期間様子をみても食欲の改善が見られないときはすぐに病院で見てもらってください!
猫ちゃんたちはわたしたちのように言葉を話せません。本当はどこか調子が悪いのかもしれません。
大事な家族だからこそ、キチンと普段からコミュニケーションをとって猫ちゃんの生活を見守っていきましょうね。