猫全般

猫が餌を食べない!?少食になってしまう理由は?

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猫が餌を食べなくなると心配ですよね。
餌が悪いのか?どこか体が悪いのか?と心配になります。

元気だけど病院に行くべきなのか?お悩みの方もいらっしゃると思います。
猫が少食である場合の対処方法などを紹介していきたいと思います。

Contents

猫が少食な理由

子猫の時には飛びつく様に餌を食べてガツガツと完食していたのに・・・と思っている方いらっしゃるのではないでしょうか?

猫が少しずつしか食べないのは理由があります。

少しずつ食べるのは猫の習性

野生時代からの名残で、餌の確保のために取った餌を残して隠しておく習性があります。

理由としては、猫の胃袋が小さいため、一度に沢山食べられる構造になっていないのと、次すぐに餌が見つかるか解らないので残しているのです。

でも子猫の頃は限界を知らずに食べてしまいます。
そのため、胃に負担がかかる事があるので、子猫の頃は少量の餌を何回かに分けて食べさせる様にします。

餌に飽きている

従来の餌に飽きている可能性があります。
餌をお湯で柔らかくしたり、ウェットフードに変えるなど、餌の切り替えも考えましょう。

便秘で食欲がない

便秘になっていて、食欲がない場合もあります。
猫が毎日便を出しているかチェックして下さい。

便秘をしていたら、ドライフードにウェットフードを混ぜたり、マッサージをしたり、水飲み場を増やして水分を多めにとらせる様にしてください。

マッサージは猫が許すようであれば、人間と同じよう下腹部(両脚の付け根の真ん中あたり)を「の」の字を書く様になでてあげて下さい。

室内飼いであれば運動不足気味が便秘の原因にもなります。
いっぱい遊んであげましょう。

置きエサはダメ?

猫の餌を置きっぱなしにしておくと、餌が劣化し、香りも無くなって猫の食欲がなくなる場合があります。

ウェットフードは30分、ドライフードは2~3時間で餌を下げましょう。

体格による違い

前述したように、体格が小さい猫であれば標準的な成猫より餌を食べないこともあります。
体格が小さいのは子猫時代に栄養が取れなかったことが起因することもあります。

生まれた時の環境が悪く、幼年期に栄養状態が悪かった猫は内臓疾患がある可能性が高く、遺伝性の病気もあります。

体格の小さい猫にある病気

体格が小さくて小食な場合は、下記の病気の可能性もありますので、まずは病院に連れて行ってあげましょう。

  • 動脈管開存症

  • 先天性門脈体循環シャント

  • 口蓋裂

  • 猫回虫症

標準的な猫の体重

月齢:平均体重
生後:100g~120g
生後1ヶ月:400g~500g
生後2ヶ月:950g~1kg
生後3ヶ月:1~1.5kg
生後4ヶ月:2~2.5kg
生後6ヶ月:2.5~3kg
生後8ヶ月:3~3.5 kg
生後12ヶ月:3.5~5.5 kg

成猫の理想体重は、オスは3.5~4㎏、メスは3~3.5㎏とされています。

ですが、人間に身長の差があるように、猫にも骨格や体長の差があります。
体重だけでは痩せすぎかどうかは判断できない面もあります。

自分の猫が太っているか痩せているか判断する、ボディコンディションスコア(BCS)があります。
こちらを参考に愛猫の状態を確認してみて下さい。
また、やはり少食のため痩せている様であれば病院に相談しましょう。

猫のボディコンディションスコア(BCS)※日本ヒルズ・コルゲート(株)提供
http://petful-life.jp/diary/study/cat_bcs.html

少食で痩せている猫を適正体重に近づけるには

高カロリー、高タンパクの餌を選びます。

少食でも十分な栄養を摂れる餌を探しましょう。
どういった餌がいいのか病院に相談してみましょう。

まとめ

  • 猫が少食な理由は猫の習性にある

  • 餌に飽きた、置き餌に問題がある

  • 便秘になっている

  • 体格により少食の場合もある

  • 体格が小さいのであれば病気の可能性もある

口内炎で食べれなかったり、その他の病気の可能性もあります。
猫のその時の対応で、しっかりと判断をして下さい。

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