猫を飼育している人は、通称カリカリと呼ばれるドライフードか、
缶詰やレトルトパウチに代表されるウェットフードを与えています。
猫を飼っている人がたまに直面すること、それはウェットフードを猫が食べてくれない!!
ということです。
今まで毎日食べていたのに急に食べなくなった!!そんなこともあります。
この記事ではウェットフードを食べなくなった時のコツをお伝えします。
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Contents
なぜウェットフードを食べなくなったのか?
猫は匂いを頼りに食べ物を食べ物として認識し、食欲も匂いによって増減するからです!!
猫の嗅覚は犬よりは弱いものの、人間よりも匂いを感じ取る細胞ははるかに多いため、人間が嗅ぐことのできない匂いも猫は嗅ぐことができます。
このことからも、匂いが猫の大きな情報源であることがわかります。
猫がウェットフードを食べなくなった時のおすすめ対処法!!
ウェットフードを少し温めてあげる
耐熱容器にウェットフードを入れ、電子レンジで少し温めてあげます。目安としては人肌程度までです。
温めすぎると舌をやけどしてしまいますので注意しましょう。
温めることによってウェットフードの匂いがより引き出されます。
この方法で食べてくれる子も多いそうです。
ウェットフードの種類がいつもと違う
スーパーやペットショップで「安かったから買ってきた!!」という場合に起きることがありますが、これも猫の嗅覚が原因です。
猫には「いつもと違うな」ということがすぐにわかります。
一度あげてみて食べなかったら①の方法を試してみてください。
猫にも人と同じように好みがありますので、それでもだめだったら諦めていつものウェットフードに戻してあげましょう。
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開封してから時間が経ってしまった
これも猫の嗅覚の鋭さゆえに起こる問題です。
猫のえさも人間と同様に鮮度が大切なので、基本的には密封して冷蔵庫で保管するのが理想です。
その場合は冷やされているのでウェットフードの匂いがあまり引き立たず、食べないことがあります。この場合も①の方法を試してみてください。
もちろん日にちの経過したえさは腐敗していて猫が食べるとお腹を壊す原因になります。
それを猫が判断して食べなかった可能性もありますので、この時は無理に与えようとせず新しいウェットフードを開封してあげてください。
ウェットフードを食べたことがないから
これは譲渡で飼うことになった猫などに起こることが多いのですが、
ウェットフードを食べたことがないからです。
ドライフードとウェットフードは見た目も全く違うのでえさと認識していないことが大きな理由です。
この場合は、段階を踏んでウェットフードがエサだと教えてあげると食べられるようになる子が多いです。
液状おやつ(小分けのレトルトパックに入ったもの)を猫の鼻先に近づけてあげましょう。
液状おやつには猫が食べたい!!と思うような香りの素材がたくさん入っているので、思わず舐めてしまいます。
こうして「エサにはドライフード以外もあるんだな」と理解してもらいます。
あとはウェットフードを用意し、できるだけ形を崩して与えてください。
(固まりのままだと食べづらいのと液状おやつの食感に似せるため)
まとめ
- 猫の嗅覚は非常に敏感なため、匂いで食欲をそそることが大切
- 最初は温めて食べさせてみる
- 時間の経ったウェットフードは捨てて、新しいものを開封する
- 液体おやつからウェットフードへ挑戦する
いつも与えているウェットフードを食べなくなると飼い主は不安になりますよね。
単純にお腹がいっぱいだから食べないということもありますし、匂いが弱くなっているだけかもしれません。
まずは今回紹介したことを試してみてくださいね。