あなたがいつものように飼い猫に餌をあげると、猫は匂いを嗅いだだけで餌を食べずに通り過ぎていきました。
このような経験をされた方は多いのではないでしょうか?
そんな時に飼い主は
「安い餌あげてるからかなぁ」などと考えてしまうことがありますよね。
この記事では安い餌を食べなくなった理由と、安い餌を食べてもらうための工夫をお伝えします。
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Contents
なぜ安い餌を食べなくなってしまったの?
これには様々な理由が挙げられます。
- 高い餌を食べてしまったから
飼い主ではなくても、知り合いが猫に会いに来て「美味しい餌買ってきたよ~」となれば高い餌の匂いと味を猫は覚えてしまいます。
特に猫にとっては味よりも匂いで食欲が増減するようです。高い餌には猫に食べたいと思わせる匂いが豊富に含まれているため、一度食べると「あの餌がまた食べたい!!」となってしまいます。
人間も高いお肉を一度食べるとなかなか安いお肉には戻りづらいですよね…。
- 一過性のもの
猫は一日ご飯を食べないこともあります。「今日はご飯食べなくてもいいかな~」と猫が思い、ご飯を食べないこともあります。
これを飼い主が「安い餌を与えているから飽きちゃったんだな~」と解釈してしまうことがあります。ここで高い餌をあげると匂いにつられて食べることがあり、安い餌に戻りにくくなってしまいます。
- 体調不良による食欲不振
安い餌だから食べない、というわけではなく体調不良で食欲不振になっている場合があります。
この場合は他にも下痢や嘔吐、いつもと違う様子が見られますので病院へ連れていきましょう。
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安い餌を食べてもらうには?
体調不良による食欲不振は病院で診てもらうとして、安い餌を食べなくなったときはどうしたらいいか説明します。
- 高い餌を食べて、舌が肥えてしまった
対処法はとても簡単です。いつものように安い餌を与え続けることです。
高い餌をしばらくは欲しがり、普段の安い餌を素通りすることがありますがそのまま無視してください。
お腹が空いたら諦めて食べ始めます。
これも人間と同じです。お腹が空いたら多少食材のグレードが低くても食べますよね。
開封してしばらく経ったドライフードは風味と鮮度が落ちてしまっていることが考えられるので、それは廃棄したほうがいいと思います。
- 安い餌を今すぐ食べてほしい
確かに「待っていればそのうち食べてくれるのかもしれないけれど、それでは不安です。」
という方は、ドライフードにかける「猫用ふりかけ」等を活用しましょう。
猫用ふりかけとは鰹節やイワシ、鶏ササミなどの猫の好む食材を小さめにした、または粉末状にしたものを指します。
与えるときはドライフードに少しふりかけて、混ぜて与えます。
ドライフードの上にかけるだけだと、ふりかけの部分だけ器用に舐めとって、ドライフードは食べない。
なんていう猫もいます。しっかりと混ぜるようにしましょう。
原料は鰹節を使ったものが多いから、といって人が食べるための鰹節を与えるのはやめましょう。塩分が多く含まれており、猫には良くありません。
まとめ
安い餌だからといって、栄養が足りないということはありません。
パッケージに「総合栄養食」と表記されていれば特定の基準をクリアした餌ですので安い餌でも猫はちゃんと育つことができます。
高い餌を食べて安い餌を食べなくなった、季節の変わり目でちょっと食欲が落ちてきたかなとあなたが思ったら、猫用ふりかけ等を試してみてください。