トラのような毛の模様が、ワイルドな雰囲気を漂わせる茶トラは、一見風来坊のやんちゃ猫なイメージがあります。
ですが、実は茶トラは気の優しい甘えん坊な性格の持ち主だったりします。
今回は、見た目とのギャップが面白い、茶トラの甘えん坊で愛嬌たっぷりな性格をご紹介していきます。特に茶トラ好きには必見ですよ!
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愛嬌たっぷりの茶トラの性格
人懐っこくて、甘えん坊
茶トラの一番の特徴といえば、とにかく甘えん坊なところに付きます。加えて人懐っこい性格なので、初対面の人ともすぐに仲良くなれ、家族の一員としてなじんでくれます。
例えば、飼い主が仕事でパソコンを使っているときに、お膝の上やキーボードの上に居座ったり、飼い主が出かけるときは、
足元にすり寄って「行っちゃヤダ!」と引き止めたり、その可愛さはついつい甘やかしたくなるほどです。
警戒心が薄く、快活な性格
また、茶トラはほかの猫と比べると警戒心が薄い傾向にあります。特に茶トラのオスはその傾向が強く、成猫になってもまるで子猫のように飼い主にゴロゴロと甘えてきます。
その警戒心の薄さは、逆に言えば「自分は家族を守れる」という自信の表れとも言えます。
茶トラはほかの猫と比べて犬っぽい性格と言われるのも、飼い主やほかの家族たちを守らねば、という自負から来ているのかもしれません。
さらに茶トラは、快活でちょっぴりやんちゃな性格の持ち主でもあります。陽気で愛嬌たっぷりの性格は、和ませてくれますが、ちょっぴり困りもののいたずらをすることも…。
でも、持ち前の愛嬌でなんとなく許されてしまうのも、甘え上手な茶トラならではと言えます。
茶トラは初心者向けの猫?
甘えん坊な性格なので、すぐに人と仲良くなれる
茶トラは、前述したように甘えん坊な性格なので、すぐに人と仲良くなれるという長所があります。そのため、初めて猫を飼う人にもオススメできる種類とされています。
ですが、甘えん坊ということは、反面とても寂しがりやということでもあります。常に傍にいてあげられて、寂しい思いをさせず、猫ちゃんの生活リズムに合わせてあげられないと、かえってストレスがたまることも少なくないのです。
生活管理や健康管理も重要
また、快活でアクティブな性格の茶トラは、毎日しっかり遊んであげることも大切です。
運動不足は肥満の原因ですし、ストレスとなって問題行動や心因性の病気に罹る可能性もあります。
飼育環境を整え、毎日たっぷり甘やかすとともに、
日々の健康状態や体重に気を付け、もしものときに動物病院にかかれるよう、通院費も準備しておきましょう。
まとめ
- 茶トラは甘えん坊で人懐っこい性格の持ち主
- 特に茶トラのオスは甘え上手で警戒心が薄い
- 初心者向けとされているが、生活リズムを合わせてあげることが大切
今回は、甘えん坊な茶トラの性格と、飼育する際に気を付けることについて簡単に説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
茶トラを飼っている人や、そうでない人も、「そういえば、茶トラってこんな感じだ」と思ったことでしょう。
愛嬌たっぷりで甘えん坊な茶トラと、末永く家族として幸せに暮らしたいのであれば、やはり飼い主として責任をしっかり持たなければなりません。
まずは、茶トラの特徴を把握し、生活環境や健康管理、そして通院費など、生き物を飼うにあたって必要な知識を蓄えましょう。