ウェットフードは水分も多く、柔らかいので子猫や老猫が食べやすい餌になります。
水分をあまり取らない猫には水分も取らせることができます。
香りもドライフードより強いものが多く、成猫も大好きな子が多いのではないでしょうか?
猫が好きだからあげたいけど、残されると腐る心配もあります。
そういった場合の残りのウェットフードは冷蔵庫に保存するだけでいいのか?
ここではウェットフードに関する心配事と対策を紹介していきたいと思います。
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Contents
どうして食べ残すのか
ウェットフードも与えた時にすぐに食べてもらえれば腐ったり酸化したりする心配もしなくて済みますよね。
そもそもどうして食べ残してしまうのか、その理由を紹介したいと思います
猫は食べ残す習性がある
猫は野生時代の名残で、餌を残しておく習性があります。
野生時代の猫はいつも餌にありつけるわけでは無いので、餌を確保するため土に隠し、お腹が空いたときに食べていました。
また、猫の胃袋は小さいので食べられる量は限られています。
適量食べると同様に残しておくという習性があるのです。
ですが、餌を置きっぱなしにすることはドライフードであってもよくありません。
胃を休める時間を与えないと、内臓の病気や泌尿器系の病気にある可能性があります。
ウェットフードに関しては、水分が多い分、腐りやすく、酸化もしやすいので下痢や嘔吐、動脈硬化やがんの原因にもなります。
こういった場合は、その習性を変える必要があります。
ウェットフードの場合は餌を与えた30分後には餌を下げましょう。
ドライフードであれば、2~3時間で下げるようにしましょう。
餌が下げられてしまうという事を猫が認識すれば早めに食べてくれるようになります。
餌に飽きた
単に従来の餌に飽きて食べない可能性もあります。
餌に飽きてしまうのは猫の習性でもあります。
違う味のものを最初は少しずつ混ぜて試してみて下さい。
餌の置きっぱなしによる味の劣化
餌を置きっぱなしにしておいたため、味が劣化し、食べないこともあります。
前述したように、猫の健康のためにも早めに餌を下げる様にしましょう。
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ウェットフードは保存できるのか
基本的にはウェットフードは劣化が早いので、冷蔵庫で保存したとしても味は落ちてしまいます。
大きな猫缶を買って、少しずつ与えて冷蔵庫保存するのではなく、1回の食事に食べられる量の入った猫缶(またはパウチ)を買って与えましょう。
それでもウェットフードを保存したいなら
冷蔵庫で保存するのであれば、缶詰のままではなく、別の容器に移して密封して下さい。
ラップで包んで更にジップロックに入れている方もいらっしゃいます。
ですが、冷蔵庫で保存するとしても開封後の賞味期限は1日程度です。
それ以上は猫ちゃんの健康のためにも止めておきましょう。
冷凍庫で保存する場合は冷蔵庫で自然解凍して下さい。
猫は冷たいのが苦手なので、冷蔵庫で保存したものは常温に戻してから与えて下さい。
まとめ
- 猫は餌を残す習性があるので、猫の病気を防ぐためにもウェットフードの場合は食後30分したら餌を下げる。
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1回の食事に食べきれる量の猫缶(またはパウチ)にする
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ウェットフードは冷蔵庫で保存するなら1日程度にしておく。
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冷蔵庫保温した餌は常温に戻して与える。
食べ残すのにも、いろんな理由があります。
その理由を理解して、猫にとって過ごしやすい空間を作っていきたいですね。