ツヤツヤでぷにぷにとした触感が猫好きを魅了する猫の肉球は、ついつい思わず指でつつきたくなる魅力がありますよね。
そんな肉球のまつわる迷信の一つに、「肉球が黒い猫は縁起がいい」というものがあります。
そういえば、同じくラッキーキャットとされる黒猫も、肉球が黒い子が多いですね。
そこで今回は、なぜ黒猫には肉球が黒い子が多いのかをご説明するとともに、肉球の形でわかる性格診断もご紹介していきたいと思います。
Contents
黒猫の肉球の色は黒が多い
黒猫の肉球の色といえば、どんな色を想像しますか？お鼻も耳も真っ黒けの黒猫は、肉球も黒いことが多いのですが、それには猫の体の色が関係するのです。
肉球の色は体の色に関係する
肉球の色は、ピンクや黒、小豆色だけでなく、グレーやブチ模様など実に多彩です。
よく観察してみると、毛色が白い子ほど肉球の色がピンクだったり、ブチ模様の子はブチで、黒猫は体の色と同じ真っ黒になっていますよね。
実は、肉球の色は猫の体の色素量によって変化するのです。
例えば、白い猫は色素が少ないため肉球の色はピンクになることが多く、反対に黒猫は色素が多いので肉球や耳の中、鼻なども真っ黒になるのです。
肉球が黒い猫は縁起がいいって本当？
さて、冒頭でもお話したように、昔から「肉球が黒い猫は縁起がいい」と言われてきました。
中には、「肉球の黒い猫は賢い」といったものや、「肉球の黒い猫は狩り上手」といったものもあります。
先ほどの肉球の色は毛色によって決まるということを踏まえると、確かに黒猫が当てはまってきます。
黒猫はおとなしく、賢い猫とされ、空気を読むのが上手いため、確かに狩り上手な子も少なくありません。
また、日本や海外の一部では黒猫はラッキーキャットとされることが多く、黒猫のイメージと合わさって、「肉球が黒い猫は賢い」といった迷信が生まれたのかもしれません。
肉球の色や形で分かる？猫の性格診断
「肉球占い」というのはご存知ですか？手相占いと似たようなもので、肉球の色や形によって猫の性格がわかるというものです。
もちろん、占いですので必ずしも当てはまるというわけではありませんが、ちょっとしたお遊び気分で試してみてはいかがでしょうか？
ピンク色
キュートなピンク色の肉球を持つ子は、甘えん坊でのんびりとした性格の子が多く、ちょっとマイペースなところも。そのチャーミングな性格と人懐っこさから、愛されやすい子が多いです。
黒や小豆、茶色
黒や小豆、茶色などの濃い目の色の猫は、アクティブで遊び好き、かつ賢い子が多いとされています。
おとなしく、時々やんちゃな面を見せますが、人に懐きやすく、一緒に遊んだりするのが好きな子が多いです。
三つ葉型
手のひらにある大きな肉球がまるで三つ葉のような形の猫は、飼い主一筋、健気で犬のような性格の子が多いとされます。
甘えん坊な反面、かまってやれないとちょっとスネてしまうため、たっぷり愛情を注いであげ、猫からの愛にも応えてあげましょう。
おにぎり型
手のひらの肉球がまるでおにぎりみたいな形の猫は、まさにヒーローと呼ぶにふさわしい性格の子が多いです。
常に「飼い主のことは自分が守らなくちゃ！」と考えるほど正義感と愛情が強く、飼い主からの愛に応えてくれる情の深さも持ち合わせています。
米粒型
まるでお米粒のように縦長のお肉が縦に三つ並んでいるような形の、所謂米粒型の肉球の子は、繊細で気配り上手な子が多く、世話を焼くのが大好きなオカン気質になりやすいです。
反面、臆病で神経質なところもあり、驚かされるのはあまり好きではありません。
ロケット型
真ん中に大きなお肉と左右に小さいお肉がついた、ロケットのような形をした肉球を持つ猫は、好奇心旺盛でイタズラ好きな子が多く、その行動力の高さから、思わぬことをして時に笑いを、時に「オイオイ」と飼い主をびっくりさせることも。
パトロール好きで部屋の中や外の風景に目を輝かせ、「何か面白いことはないかな？」と常に興味津々です。
富士山型
手のひらにある肉球の形が、末広がりの所謂富士山のような形をした猫は、何ごとでも常に自分がトップであることを目指す性格の持ち主が多いです。
プライドが高く、いつも自分が一番と考えているため、時に飼い主のことをちょっぴり下に思っていたり。そんなところが猫らしくもあり、チャームポイントでもあります。
まとめ
- 黒猫には黒い肉球の子が多い
- 肉球の色は、毛色によって決まる傾向にある
- 肉球の色や形で判断する「肉球占い」がある
黒猫には何故肉球が黒い子が多いのか、今回のまとめでご理解いただけたと思います。毛色によって肉球や鼻、耳の中まで変わるのは、以外と思いながらも納得できる理由ですよね。
また、「肉球が黒い猫は縁起がいい」といった迷信や、人間の手相占いのように、肉球占いといったものがあるというのは、それほど猫の肉球が興味深く、面白いものであることの証拠なのかもしれません。
