猫ちゃんって、いきなり嘔吐することがありますよね?
ちょっとびっくりしてしまいますよね?
どういう時に、猫ちゃんは嘔吐するのでしょうか?
今回は、猫ちゃんの嘔吐の原因を見てみましょう。
Contents
猫ちゃんは嘔吐しやすい?
実は、猫ちゃんは病気でなくても、よく吐くのです。
猫ちゃんが吐くというと、毛玉が詰まったのかな…と、まず考える人も多いと思います。
きれい好きの猫ちゃんは、毛づくろいしたあとに、消化しきれない毛玉を吐き出します。
でも、実は猫ちゃんが吐くのは、それだけではないのです。
空腹時の嘔吐
猫ちゃんは、お腹がすいている時にも、吐いてしまうこともあるのです。
お腹がすくと、空っぽになった猫ちゃんの胃には、胃液がたまります。
そうなると、猫ちゃんはこの過剰な胃液を吐き出そうとするんです。
この吐き出した胃液は無色透明ですが、たまに黄色っぽい液体が出ることがあります。
この黄色い液体は胆汁です。
胆汁は、肝臓で作られる液体で、通常は胆のうにあります。
空腹時にこの胆汁が逆流してしまうことがあるので、猫ちゃんの吐き出した液体が黄色いことがあるのです。
飼い主さんは、見慣れない液体の色にびっくりしてしまうかもしれません。
でも、猫ちゃんが空腹時に黄色い液体を吐くのは、心配しなくても大丈夫ですよ。
ただし、あまり長時間猫ちゃんを空腹にさせないようにしてあげましょうね。
気をつけるべき猫ちゃんの嘔吐
空腹時に吐くことは、猫ちゃんにとっては異常なことではありません。
でも、気をつけるべき嘔吐のパターンもあります。
異物を食べてしまった
猫ちゃんの吐瀉物に、なにかご飯ではない異物が入っていませんか?
好奇心旺盛な猫ちゃんは、おもちゃなどを思わず口にしてしまうことがあります。
うちの猫ちゃんは、よくスーパーのビニール袋を食べてしまいます…。
異物を食べると、猫ちゃんの消化器を傷つけることがあります。
猫ちゃんが変なものを口にしないように注意して、もし下痢や痙攣などが出た場合、すぐに病院に連れて行きましょう。
嘔吐以外の症状がある
普段は元気な猫ちゃんが、お腹がすいた時または毛づくろい後に吐くのは通常です。
でも、もし元気がない・体重が落ちてきた・下痢をする・ご飯を食べない等の症状がみられた時は、要注意です。
消化器や肝臓・腎臓になにかトラブルがあるのかもしれません。
きちんと病院で原因を診てもらいましょう。
まとめ
空腹時に猫ちゃんが吐くのは、猫ちゃんの通常の反応です。
様子を見るだけで大丈夫でしょう。
気をつけなければならないのは、
- 元気がない
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体重の低下
-
下痢
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食欲不振
などの症状が、併せて見られた場合です。
もし、猫ちゃんがいつもと違う状態の場合、速やかに病院に連れて行きましょうね!!