長い間猫と暮らしていると、年齢に応じた猫の変化にも気が付きます。
猫も10歳を過ぎると、年をとってきたな、と感じる飼い主さんもおられるかと思います。
猫のいう10歳は人間で言うと60歳手前。
もしかしたら飼い主さんよりも年をとってしまったかもしれません。
今回は10歳になった猫のための食事を考えてみたいと思います。
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10歳の猫には、どんな食事が必要?
猫の人間と同じように、年をとってくると食べる量も、食べるものも少しずつ変わっていきます。
猫でいう10歳は、人間でいうと60歳手前。
動きが活発だった若いころと比べると、見た目はそう変わらなくても、やはり活動量は減ってきているのがわかります。
飼い主さんは、それに合わせて猫の食事も、カロリー控えめのものに変えていくことが必要になります。
猫の年齢の数え方
猫は生まれて1ヶ月では人間で言うところの1歳、生後6ヶ月で10歳となり、1年も経てばすっかり成猫になります。
その後は1年で4歳ずつ年をとっていき、10歳ともなると人間でいう60歳手前。
そろそろ高齢猫の仲間入りとなります。
10歳は高齢猫の始まり
外猫では10歳も生きていれば長生き猫とも言われていますが、人間に飼われている猫の寿命は、獣医療の向上やフードの改善などから15歳を超える猫がほとんどです。
20歳を超える猫さえも珍しくなくなりました。
そうは言っても10歳を過ぎる頃からは、活動量も減り始め、高齢猫となり、内臓の機能も徐々に衰えていくので、食べる量も減ってきます。
猫を長生きさせるには食事の見直しから
内臓機能が衰えてくる10歳以上の猫には、消化の良い、栄養価の高いフードに替えていく必要があります。
食べる量も減ってくるので、少ない量で体に必要な栄養があるフードをあげるようにしましょう。
愛する猫に長生きしてもらうためには、飼い主さんのフードの見直しも必要です。
摂取カロリーも控えめに
高齢猫になってくると、動きの活発な成猫に必要だったようなカロリーはいらなくなります。
それほど動かないのに若い猫と同じカロリーを摂取していけば、人間と同じように太ってしまいます。
肥満猫になってしまうと心臓や肝臓機能に大きな負担がかかるので、それは避けなくてはいけません。
まとめ
- 10歳の猫には、カロリー控えめの食事がおすすめ
- 猫の年齢は生後1ヶ月で1歳、1年も経てば立派な成猫になります
- 10歳は高齢猫の始まりで、内臓機能も衰え始めます
- 猫を長生きさせるには食事の見直しから始めましょう
- 肥満猫にならないために、摂取カロリーも控えめにしましょう
猫の10歳は人間の60歳に相当します。
動きも鈍くなり、寝ていることが多くなります。
内臓機能や噛む力も衰えてくるので、高齢猫用のフードに替えてあげることをおすすめします。
愛する猫とこの先も長く一緒にいるためにも、飼い主さんの小さな愛情が必要です。