「なんだか痩せた?」と、愛猫の異変を感じるととても焦りますよね…。
ダイエット用フードはよく見かけるけど、痩せ過ぎ猫用フードはあまり販売されていないのも現実。
この記事ではそんな痩せ気味猫ちゃんの"適正体重"と"安全な太り方"について紹介します。
スポンサーリンク
[quads id=1]
Contents
まずは動物病院で診察してもらいましょう
猫が痩せてしまうのには"見えない病気"が原因となっていることも。
食べているのに痩せてしまったり、食べる事が苦痛のままでは、猫にとっても大きなストレスですよね。
原因を解明しないと改善は難しいので、まずは動物病院で診察を受けてみましょう。
痩せてしまう原因となる病気を一部まとめてみました。
- 糖尿病
インスリンの働きが鈍くなり、身体がエネルギーを吸収できなくなってしまいます。
- 消化器疾患
胃や腸の機能が低下し、満足な栄養が得られなくなります。
嘔吐や便の異常も引き起こしてしまいます。
- 慢性腎不全
腎機能が低下し、身体のなかに老廃物が溜まりやすくなります。
毒素を含む血液が巡ることで気だるさろ感じ、食欲がなくなってしまいます。
- 口内炎、など
口内が痛くて食べられない、食べる=痛い事と認識してしまいます。
なんらかの病気が見つかった場合には、獣医師の指示に従ってはやく治してあげましょうね。
スポンサーリンク
[quads id=1]
適正体系を再確認
痩せ過ぎていると身体の免疫力が弱まって、風邪などもひきやすくなります。
お家の猫ちゃんの適正体重を目指して、1日の摂取カロリーをなるべく摂らせてあげるようにしましょう。
猫の適正体重は1歳を迎えた時の体重だといわれています。
メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなどの大型種は成長が緩やかなので、2,3歳時の体重となりそうですね。
- 小型種・2~3kg
-
中型種・3~5kg
-
大型種・4~7kg
上記を目安として、健康が維持できる体重を目指してみてくださいね。
ちなみに我が家の猫(中型・オス)は1歳で6kgのちょいポチャ猫でしたが、去勢手術などのストレスで一時期4kg台に・・・。
高たんぱくの吸収率の高いフードに変え、飽きないように数種類のフードをローテーションするようにしました。
現在は5.3kgで健康に暮らしてくれています。
お家の猫によって適正体重は変わるので、日々観察して見極めてあげましょう。
BCS(ボディコンディションスコア)
出典:https://contents.royalcanin.jp/product_feature/urinary_obesity02.html
獣医師会やペット業界では、このようなシートを活用して体系指南することがあります。
お家の猫ちゃんを見て・触って、参考にしてみてくださいね。
香りの強いフードで食欲回復!
純粋にいつものフードに食べ飽きてしまったり、病み上がりで気力があまりない時などは、フードの香りにも気をつけてあげましょう。
健康な猫であっても、開封して日時が経過したフードなどは全く食べない事もあります。
わたしたち人間も良い香りのするご飯のほうが美味しそうに感じますよね。
ウエットフードや開封したてのフード、猫用のかつおぶしをふりかけてあげる事も効果的ですよ。
また、少しレンジなどで温めてあげると香りが強くなるのでおすすめです。
まとめ
- まずは食べない原因を解明する
-
体重増加の目安値を定める
-
猫が食べたくなる香りを意識する
猫はとっても繊細なので、1度嫌なイメージが付くととことん嫌いになってしまうんですよね。
無理強いせず、猫が自分から食べてくれる事を待つのも大切です。
あなたのお家の猫ちゃんに合わせた方法を見つけてくださいね!