しっかり餌を与えているのもっと食べたがる、飼い主のご飯をしきりにほしがる……そんな食い意地のはった猫に困ってはいませんか。
おねだりする姿はかわいく、少しくらいならいいかとおやつやご飯を与えがち。
でも、必要以上の量の餌や人間の食べ物は与えるべきではありません。
そこでここでは、食い意地のはった猫のおねだりにどう対処したら良いか、ご紹介していきます。
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Contents
ほしがるままに与えてはいけない理由とは
人間の食べ物は、キャットフードに比べると濃い味付けになっています。
一度食べると味を覚えて、もっともっととほしがるようになりますが、猫にとってはかなり塩分が多め。
継続して与えていると猫の体には、害となります。
また、人間の食べ物ではなくても、キャットフードやおやつも与えすぎると肥満を招くおそれがあります。
肥満は万病のもとですので、おねだりするからといって余分に与えないようにしましょう。
食い意地のはった猫のおねだり、どう対処する?
では、にゃーにゃー鳴いてほしがる猫に、どう対応するべきでしょうか。
これは、
- 要求に応じない
- 食べ物は見えないところに保管
のふたつの対応策があります。
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要求に応じない
まずはどれだけ鳴いてねだられても、徹底的に応じないことです。
しつこく鳴き続けたり、飛びついたりしておねだりすると思いますが、与えてはいけません。
根負けして与えてしまうと、ねだれば貰えると学習してしまいますので、徹底して与えないことが大切。
どうあっても貰えないとわかると、猫も諦めるでしょう。
キャットフードや人間の食べ物は見えないところに保管
キャットフードやおやつのパッケージなどは、猫はすぐに覚えてしまいます。
どこに保管してあるか知っていると、食い意地のはった猫なら突撃してひっぱりだし、パッケージを食いちぎってでも食べようとすることも。
なので、猫の見えないところ、手の届かないところに保管することが大切です。
人間の食べ物に関しても同様で、見える範囲に出しっぱなしにしないようにしましょう。
叩いたり怒鳴ったりは絶対にダメ
しつこくおねだりしてくると、イライラして手が出たり、大声を出したりすることがあるかもしれません。
しかし、猫はどうして怒られているかを理解できませんので、これはまったく無意味です。
ただ猫が嫌な気持ちになるだけ。
下手をすると猫に嫌われてしまうかもしれません。
ほしがっても「ない」「だめ」と短い言葉で言い聞かせ、決して与えないようにしてください。
おねだりしてきたときに、好きなおもちゃで遊びに誘うなど気を紛らわせるのも良いでしょう。
猫がおねだりしても貰えないと理解するまで、根気強く続けることが大切です。
まとめ
- おねだりされるまま与えるのは良くない。人間の食べ物は猫にとって有害、キャットフードの与えすぎは肥満を招く可能性があるため。
-
ほしがっても決して追加で与えない、食べ物は見えないところに保管することが大切。
-
怒鳴ったり叩いたりは絶対してはいけない。
鳴いてほしがっているのに与えないのは少し可哀想に思うかもしれません。
しかし猫の健康を考えると、必要以上に与えないことが大切です。
食べても食べてもほしがる食いしん坊さんだと少々大変ですが、決してほしがるままにあたえないようにしましょう。