あなたは、おうちの猫ちゃんに一日何回ご飯をあげていますか?
1回?2回?それとも3回でしょうか?
ご飯とご飯の間があくと、その分だけ猫ちゃんは空腹を感じてしまいます。
一体、一日何回ご飯をあげるのが良いのでしょうか?
また、空腹は猫ちゃんにどんな影響があるのでしょうか?
Contents
猫ちゃんの一日のごはんの回数について
さて、一般的には一日2回朝と夕方~夜に、猫ちゃんにごはんをあげている方が多いのではないでしょうか?
うちは朝7時と夕方18時の一日2回のごはんを、猫ちゃんにあげています。
日中は仕事などがある…という飼い主さんの都合で、そのパターンになることが多いと思います。
実は、このタイミングは猫ちゃんにとっても、ベストだったのです。
一日2食が猫ちゃんにとっていい理由
飼い主さんの中には
「猫ちゃんに、好きな時にごはんを食べて欲しい!」
と、朝一日分のごはんをおいて、それっきりの方もいるかもしれません。
でも、それは猫ちゃんの健康によくないのです!
実は、一度にたくさん食べることは、猫ちゃんの肥満につながってしまうのです。
また、猫ちゃんは
「一日にごはんを一回しかもらえないから、しっかり食べておかなくちゃ!!」
と、焦って早食いになってしまいます。
その結果、ごはんを吐き出してしまうこともあります。
また、一日のごはんの回数が多くなると、猫ちゃんの膀胱に負担がかかってしまいます。
猫ちゃんが食事をすると、食べたものを消化するために胃の中に胃酸が分泌されます。
すると、体内の酸(塩素)が胃に集中しますので、尿に出される酸が減ります。
その結果として、尿pHはアルカリ性に傾くのです。
出典:http://www.petline.co.jp/note/cat/sick/diet/
ご飯の頻度が多いと、おしっこが結晶化してしまい、尿結石や膀胱炎になってしまうことがあるのです。
以上の点から見て、一般的な一日2回のごはんがバランスが取れているといえます。
猫ちゃんの食事の回数が多いほうがいい場合
さて、上記では一日2回のご飯が猫ちゃんの健康に良いということに触れました。
でも、中には例外もあります。
子猫ちゃんの場合
子猫ちゃんは、まだ消化器がきちんと発達していません。
ですので、一日に3~4回と小分けにしてあげたほうがよいでしょう。
吐きぐせのある猫ちゃんの場合
猫ちゃんは、空腹を感じると吐いてしまう習性があります。
日常的に空腹時間が長く、吐くことが多い猫ちゃんには、一日3回程度に分けてご飯をあげたほうがいいでしょう。
あまりご飯を食べない猫ちゃんの場合
夏バテ気味でご飯を食べない、または体質的に一度にそれほどご飯を食べられない子も、ご飯は小分けにしてあげたほうがいいでしょう。
まとめ
猫ちゃんに最適な食事の回数は一日2回です。
猫ちゃんは1日の食事回数が少なすぎると、食いだめをしょうとドカ食いをしてしまいます。
また、空腹時間が長いと、嘔吐をしてしまいます。
また、ご飯の間隔が狭く空腹時間が少ないと、猫ちゃんのおしっこはアルカリ性に傾き、膀胱のトラブルの原因になります。
ただし、以下のケースの猫ちゃんには、様子を見ながら小分けにしてご飯を与えたほうがよいでしょう。
- 体が未発達の子猫ちゃん
-
空腹による吐きぐせのある猫ちゃん
-
少食気味の猫ちゃん
いずれにしても、一日に与える量は飼い主さんがきっちりと計算しましょうね!