猫は便秘になりやすい動物です。
うんちの量が少ない、回数が減った、硬くてコロコロしているなど、便秘の兆候はありませんか?
便秘気味なら、優しくお腹マッサージしてあげましょう。
固まったうんちが柔らかくほぐれ、腸の動きも活性化することで、溜まったうんちが出やすくなります。
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猫にマッサージするときの注意点
マッサージをするときは、必ず飼い猫がリラックスしているときにしましょう。
遊んでほしいモードのときやそっとしておいてほしいモードのときに無理にマッサージすると嫌がられてしまいますよ。
また冬など手が冷えているときは温めてから行ってください。
冷たい手で猫のお腹をマッサージすると、冷えさせてしまいます。
手荒れ防止にハンドクリームを塗っている人もいると思いますが、マッサージの前に塗らないように気をつけてください。
ハンドクリームがついた手で触ると、猫の体についてしまいます。
毛づくろいをしたときにハンドクリームを舐めることになりますので、猫の体にとってあまり良くありません。
猫へのマッサージは優しく
お腹を上向きにして寝そべっているときがチャンスです。
また抱っこが嫌いじゃない猫ちゃんなら、そっと抱き上げてお腹を見せても良いでしょう。
マッサージの方法は簡単で、指の腹を使ってお腹に「の」の字をくるくると描きます。
決して力をいれず、優しく撫でるようにしてくださいね。
抱っこが嫌い、お腹を触られるのが嫌という猫ちゃんなら、伏せて座っているときにマッサージを行うといいでしょう。
このとき揉み解すのは後ろ足の付け根あたりです。
これも力を入れずに優しくもみほぐしましょう。
ここが猫の便秘解消のツボ!
猫の体にも、ツボと呼ばれる部分があります。
便秘に効くと言われているツボは、前足の付け根あたり・背中の中央から少ししっぽによったあたり・しっぽの先っぽなどにあります。
ここをやわやわと優しい力で押すと良いでしょう。
猫の体のどこにツボがあるかわかりにくいと思いますので、猫が気持ちよさそうにするポイントを探ってみてください。
まとめ
- マッサージは猫がリラックスしているときに行う。
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冬場は手を温めてから行い、ハンドクリームには要注意。
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お腹をくるくる撫でるか、足の付け根あたりをもみほぐすのが基本、優しく力をいれず行う
便秘は辛いものですので、普段からうんちの出が悪い猫ちゃんなら、毎日まめにマッサージを行ってあげてください。
ただし嫌がっているときに無理にやるのはストレスをため、効果がありません。
リラックスしているとき、自分から甘えて近寄ってきたときなどにマッサージしてあげるといいですね。