あなたが保護した野良猫や、近所で出会った野良猫の具合が悪そうな時、病院に連れて行ってあげたくなりますよね。
でも、暴れてしまってなかなか連れていけない…。
この記事では、そんな暴れん坊な猫を病院に連れて行く方法を紹介します。
Contents
まずはあなたに慣れさせて、保護する
猫を病院に連れていくなら、安全に移動できるようにペット用キャリーに入れたいですね。
野良猫と接する時は穏やかでゆっくりとした動きを心がける事が大切です。
あなたの匂いを覚えると"害のない人間"と認識して慣れてくれるようになりますよ。
慣れている猫であれば"おやつ"などでキャリーへ誘導すれば入ってくれます。
警戒心が強く、なかなか入ってくれない場合は"目の粗い洗濯ネット"を活用しましょう。
- その猫の好きな餌やおやつを与える
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夢中になっている間に、上から洗濯ネットを被せる
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洗濯ネットごと優しく抱きかかえ、キャリーに入れる
目の細かいネットですと、爪などが引っかかった時にパニックを起こしてしまう可能性があるため注意しましょうね。
全く慣れない・緊急の場合は捕獲器を使おう
大怪我をしているような緊急の場合は、捕獲器を使ってなるべく早く病院につれていってあげましょう。
捕獲器は5,000円から20,000円で購入することが出来ますが、一部の保護団体や猫カフェで借りることもできますので、問い合わせてみてくださいね。
タオルなどで視界を遮断して落ち着かせる
キャリーや捕獲器に入った後でも、バタバタと暴れる事もあると思います。
猫にとっては何が起こるか分からない状態で、不安で怖いのでしょうね…。
猫を落ち着かせる方法として"視界を遮断"することが有効です。
キャリー(捕獲器)をタオルや風呂敷で包み、外が見えないようにしましょう。
猫は元々狭いところが好きですよね、景色が見えない事でその落ち着く狭さを再現できるそうですよ。
我が家の猫は爪を切るときに暴れてしまうことがあるので、そのときによくタオルで視界を塞いでいます。
私なら見えないほうが不安なのですが…猫って不思議ですね。
動物病院に往診の相談をする
動物病院によっては、手のつけられないほど暴れる猫を診ることが出来ない所もあります。
事前に電話などで猫の様子を伝えて、確認をとるようにしましょう。
また、病院によっては往診してくれる獣医師もいます。
院内でないと出来ない治療や検査もあるので、事前にきちんと猫の症状を伝えたいですね。
まとめ
- まずは安心させる
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視界を遮断して、落ち着かせる
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動物病院へは事前に連絡してから行く
家猫であっても、動物病院に行くのが怖くて暴れる事は多いです。
野良猫であれば人に接する機会も少ないですし、より一層怖いですよね…。
なるべく猫を怖がらせないポイントを抑えて、ぜひ実践してみてくださいね!