猫ってストーブの前やこたつの中など、暖かい所が大好きですよね。
あなたは、お出かけの時にはどうしていますか?電源を切ってしまうと寒くて可哀想だし、かといって火事や事故はとっても怖いですよね。
そんな困ったときには、安全でエコな"湯たんぽ"がおすすめですよ。
この記事では、猫がぽかぽかできる湯たんぽの選び方と"注意点"を紹介します。
Contents
お湯を使うものか、レンジを使うものから選ぶ
ストーブに近づきすぎて被毛がこげてしまったり、屋内の事故って意外と多いんですよね…。
今、ペット用の湯たんぽは色々なメーカーからたくさんの種類が販売されているんですよ。
大きく分けて「お湯をいれるタイプ」と「レンジで温めるタイプ」の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
お湯をいれるタイプ
- ◎硬い材質で出来たものが多く、壊れにくい
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◎お湯の温度を猫に合わせやすい
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×毎回お湯を沸かすのがめんどくさい
噛んだり引っかいたりが癖の"やんちゃ猫"なら壊れにくい方が安心ですね。
お湯を沸かす段階で温度の調節もしやすいので、子猫や老猫にもおすすめです。
レンジで温めるタイプ
- ◎レンジでチンするだけなので、手軽に使える
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×保温材が入った柔らかいタイプが多いので「かじる」「ひっかく」を避ける必要がある
こちらのタイプはとにかく手軽に使うことが出来ます。
レンジで温めるだけなので、時間がない方にもおすすめですよ。
めんどくさいと、続かない事って多いですよね…。
我が家なら断然レンジで温めるタイプを選んでしまいそうです。
硬いカバーなどを使って対策をとれば、やんちゃ猫でも使えるかもしれないですね。
ぜひ、お家の猫ちゃんのタイプに合わせて選んでみてくださいね。
ペットボトルでも代用できる
いざ購入しても、猫が気にいらなかったら困ってしまいますよね。
そんな時には「ペットボトル+お湯」で簡単に作ることもできますよ。
手作りする際の注意点は3つあります。
- "あたたかい"用のペットボトルを使う
自販機やコンビニで買えるHOT飲料用のペットボトルを使いましょう。
それ以外は耐熱仕様になっていないため危険です。
- カバーをきちんとつける
直接触れ続けてしまうとやけどのリスクが高まります。
厚手の靴下やレッグウォーマーなど、ズレにくいものをカバーとして使いましょう。
- やけどに気をつけてキャップをしっかり締める
耐熱のペットボトルですが、熱湯は×です。50度前後のお湯を使用しましょう。
満杯に入れず8割程度にしましょうね。
熱いので、作る最中もやけどしないように気をつけて下さい。
注意点さえ守れば、今すぐにでも作れそうですね。
これなら多頭飼いでも経済的に助かります…!
低温やけどに注意
体温より高い、おおよそ45度前後のものに長時間触れていると、低温やけどになりやすいといわれています。
肌の表面で起こるやけどより、肌の奥から進行し始める低温やけどのほうが、重症化しやすいそうですよ。
そのためにカバーなどをつけ、触れる部分を体温と同じくらいにする必要があるんです。
あなたの手やほっぺたで、熱くないか充分に確認してから猫に渡してくださいね。
また、猫の皮膚が赤くなっていたり、被毛から焦げたような匂いがした場合にはすぐに氷水で冷やして病院へ連れて行きましょう。
市販品の湯たんぽであれば注意書きをよく読んで、用法を守って使用してくださいね。
まとめ
- 猫に合わせた使いやすいものを選ぶ
- 自作の場合は、安全対策を怠らない
- 低温やけど防止のため、猫の様子はよく観察する
暖かい所で、とろーんと気持ち良さそうに寝ている猫はとっても可愛いですよね。
注意点さえ守れば安全に使える湯たんぽは、寒い季節に大活躍ですよ。
あなたもお家の猫ちゃんと、ぜひ試してくださいね!