猫ちゃんが便秘気味で吐く行為ばかりを繰り返していたら、心配ですよね。
今回は猫ちゃんがそんな状態におちいるのはなぜか、またその時の対処方法を見ていきましょう。
Contents
猫ちゃんが便秘と嘔吐の関係
まず、どうして猫ちゃんが便秘になったり、吐いてしまう様になってしまったのでしょうか?
吐くほどの便秘?
実は、猫ちゃんはうんちの出が悪いと吐いてしまうことがあります。
力む時に貧血を起こしてしまい、それが原因で嘔吐の症状も伴うことがあるのです。
また、ほかの理由としては、胃の中のものが腸に行かずに溜まってしまうことや、体に悪いガスが吸収されてしまい、気分が悪くなるからということが考えられます。
なんとも可哀想ですね…。
どうして便秘になるの?
ではなぜ、猫ちゃんは吐いてしまうほどの深刻な便秘になってしまうのでしょうか?
運動不足?
猫ちゃんが十分に運動をしていない場合、腹筋が弱くなってしまい、うんちがうまく排出されなくなることがあります。
食生活?
猫ちゃんが消化不良を起こす穀類や、何か異物を食べてしまうと便秘になってしまうことがあります。
また、水分を十分にとっていない時にも便が固くなってしまいますので、便秘になりやすいです。
年齢?
10歳以上のお年寄り猫ちゃんは、体が弱ってきているので便秘になりやすいと言われています。
腸の病気?
もし、便秘の猫ちゃんの吐いた物や口臭からうんちのような臭いがする場合は、腸閉塞の可能性があります。
それぞれの対策方法
では、これらの場合、飼い主さんはそれぞれどういう対応をしたら良いのでしょうか?
運動不足の猫ちゃん
便秘になるほどの運動不足の猫ちゃんには、ぜひとも運動してもらって腹筋を鍛えましょう。
猫のおもちゃで遊んであげたりして、猫ちゃんが動く機会を多く取るようにしましょう。
キャットタワーも実は猫ちゃんの運動にはいいですので、スペースがある方は置いてみるといいですね。
食生活に問題がある猫ちゃん
消化不良を起こしやすい穀物入りのフードは避け、また人間の食べ物などの猫ちゃんにとっての異物は、好奇心旺盛な猫ちゃんの手には届かない所に置きましょう。
また、水分をしっかり摂らせるようにすることも忘れないようにしましょう。
対策としてウエットタイプのご飯をあげるのも良いでしょう。
お年寄りの猫ちゃん
お年寄り猫ちゃんは腸の機能が弱っているので、飼い主さんがマッサージをしてあげたり、食物繊維が入ったキャットフードを与えると良いでしょう。
腸に問題がある猫ちゃん
上の項目であげたような異臭がある猫ちゃんは、病院に連れて行きましょう。
お医者さんの適切な診断が必要となります。
悪化すると非常に危険です。
まとめ
猫ちゃんが吐くほどの便秘になる原因と対処方法をまとめると、以下のようになります。
- 運動不足の猫ちゃんには運動をさせる
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猫ちゃんにとっての異物や消化の悪い食べ物は避ける
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老猫ちゃんにはマッサージなどして、弱った腸の動きを活発にしてあげる
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猫ちゃんの口臭や吐いた物からうんち臭がする場合は腸閉塞を起こしている可能性があるので、病院に連れて行く
人間だって便秘は辛いですよね?
猫ちゃんにも同じ目にあって欲しくはないですから、日頃から飼い主さんが猫ちゃんの健康状態をチェックしておきましょう!