あなたのお家の猫ちゃんは、ご飯が足りないと鳴いたりしますか？むしろ残してしまったり？
キャットフードの表記通りにあげていても、何故か"しっくりこない"と悩む愛猫家は多いんですよね…。
この記事では猫のご飯の"1食分の量"や"かさ増し術"について紹介します。
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体重×80kcalが適正量
健康の為には、毎日適正な量を1日数回に分けて与える事が大切です。
一般的な成猫の場合は体重×80kcalの量を与えましょう。
例えば、５kgの成猫の場合には"5kg×80kcal＝400kcal"が1日に必要となります。
100gで350kcalのフードの場合、110ｇを数回に分けて与える事になりますね。
子猫の場合は身体を作るのにエネルギーが必要になるため、成猫よりカロリーを多く摂取する必要があります。
体重×200kcalで計算しましょう。
市販のキャットフードは様々なものが販売されているので、カロリー量をよくチェックして購入したいですね。
活動量に合わせて増減する
猫によっては遊ぶ事より、のんびりする事が好きな子もいます。
そんな猫ちゃんにも一般成猫と同じ量を与えてしまうと肥満の元に…。
お家の猫に合わせて摂取カロリーを減らしてあげる事が大切です。
運動嫌い・太り気味の猫の場合には"体重×70kcal"で計算するようにしましょう。
５kgの場合には"5kg×70kcal＝350kcal"となります。
100gで350kcalのフードの場合、100ｇを数回に分けて与える事になりますね。
肥満猫向けのダイエットフードはカロリーオフになっている場合が多いので、我慢させすぎる事もなく安心です。
原材料もよくチェックして、高たんぱくのものを選んであげましょう。
食べない場合は要注意
猫は気まぐれにご飯を食べなくなる事がありますよね。
すごく心配しても、結局飽きてしまっただけだったり…。
そんな"食べムラ"ならば新鮮なご飯に変える事で対処できるのですが、きちんと見極めないと思わぬ病気が隠されていることも。
ご飯を食べなくなる理由として多いものは"口内炎・消化不良・便秘・ストレス"です。
子猫なら12時間以上、成猫で24時間以上ご飯を食べない場合に"食欲不振"と診断されるケースが多いので、この時間を越える前に原因を把握して改善してあげてくださいね。
寒天などでかさ増しも◎
食べる事が大好きな猫ちゃんであれば「ご飯がたりないよ～！」なんて鳴いてしまいますよね…我が家の猫がそうです…。
たくさんあげたくても、健康維持はとても大切な事なので頭を悩ませます。
そんな時には、寒天や鶏肉でのかさ増しがおすすめですよ。
安全に使用できる食材をまとめてみました。
- 寒天
原料が海藻なので、カロリーゼロ。
与えすぎるとお腹がゆるくなるので、量には気をつけてくださいね。
- ゼラチン
カロリーは高いですが、たんぱく質なので肉食の猫には向いている食材です。
フードの量を減らし、カロリー調節して与えましょうね。
- 鶏肉（ムネ肉・ささみ）
鶏肉も低カロリー＋たんぱく質なのでダイエットに最適です。
湯で汁にもお肉の旨味が出ているので、飲ませてあげましょう。
寒天とゼラチンは、猫用かつおぶしやにぼしで風味をつけると食いつきがいいですよ!
我が家の猫もかつおぶしゼリーが大好物です。
水分も摂取できるので、夏場のおやつにも良さそうですね。
まとめ
- 一般成猫は体重×80kcal
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肥満成猫は体重×70kcal
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かさ増しでストレスなくダイエット!
毎日の健康管理には、きちんと計量する事がとても重要なんですね。
グラムで計れるペット用のカップを用意したり、スケールでしっかり計りましょうね。
猫の中にも太りやすい子・太りづらい子がいて、その子に合わせた給餌量を把握する事も大切です。
ぜひあなたのお家でも、1日のご飯の量を見直してみてくださいね!
