子猫は歯や消化器官が未発達なので、フードをふやかす必要がありますね。
でも、どうやってふやかすのか、いつまでふやかす必要があるのか悩みますよね。
今回は、子猫のフードのふやかし方について調べました。
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子猫のフードはいつまでふやかせばいいの?
子猫は生まれてすぐはミルクを与えますが、だんだんとフードを食べるようになります。
その時にすぐにカリカリにすると、歯や消化器官が成長途中の子猫はうまくご飯が食べられません。
そのため、カリカリをふやかして食べやすくしてあげます。
フードは3ヶ月ごろまでふやかす
子猫は3週間で前歯が生え始め、2ヶ月くらいには奥歯も生えて歯全体が生え揃います。
この頃からフードをふやかして与えます。
2ヶ月目からはふやかすお湯の量を少しずつ減らしていきます。
カリカリに近づけながら、3ヶ月ごろまでふやかします。
ふやかしたフードは、人間で言えば離乳食に当たります。
猫も人間と同じで、少しずつ食べ物に慣れさせていくんですね。
発達には差があるので、あなたの猫の成長の様子を見ながら、焦らずカリカリに移行してくださいね。
子猫のフードの正しいふやかし方
フードのふやかし方ですが、ただふやかせばいいという訳ではありません。
子猫が食べやすいようにふやかさないと全然食べてくれないことも・・・
正しいふやかし方のポイントは3つです。
水からぬるま湯でふやかす
熱湯をかければすぐにふやかせると思いがちですが、必ず水からぬるま湯でふやかしましょう。
熱湯でふやかすと、ビタミンCなどの栄養素が壊れてしまいます。
基本は水で、急ぐときはぬるま湯を使ってください。
この時にフードを細かく砕いておくとすぐにふやけますよ。
エサ皿のフードが浸かるくらいの水を入れてふやかしてくださいね。
10分から15分くらいふやかす
水をいれたらラップをして、10分から15分くらい待ちましょう。
柔らかめじゃないと食べてくれない場合は、さらに30分くらいふやかすといいです。
ふやかして水分が余ることがありますが、これは食べる時に一緒に飲んでもらってくださいね。
この水分にも、フードの栄養素が溶け出しています。
温度が冷めるの待ってから与える
フードをふやかしたら、温度が40°くらいに冷めるまで待ってからあげましょう。
猫舌という言葉があるとおり、猫は暑いものを食べられません。
どうしてもさます時間がない時は、ふやかしたフードを冷凍庫で覚ましてくださいね。
朝は特にフードをふやかす時間って無いですよね。
私は夜寝る前にフードをふやかして、冷蔵庫に入れたものを朝あげていました。
忙しい人は、ぜひ試してみてくださいね。
フードをふやかす時の注意点
フードをふやかす時には、いくつか気をつけなければいけない点があります。
ふやかしたフードは使い切る
カリカリは長持ちしますが、ふやかしたフードは長持ちしません。
基本的に、食べる量だけふやかして余ったら捨てましょう。
朝ご飯のために夜ふやかしたフードは冷蔵庫に入れて、朝余ったらそこで捨ててくださいね。
ミルクではふやかさない
フードをミルクでふやかす人もいますが、必ず水かぬるま湯でふやかしましょう。
フードの品質が変わってしまう場合があります。
カリカリが食べられるようになってきたらカリカリに移行する
歯が発達してきたら、少しずつカリカリに移行してください。
なかなかカリカリを食べないからといつまでもふやかしていると、歯が強くなりません。
最初はなかなかカリカリに移行できない子猫もいますが、
ふやかしたフードとカリカリを混ぜて根気よく移行していってくださいね。
私の猫も、最初カリカリを混ぜ始めた時はなかなか食べてくれなかったので大変でした。
でも、カリカリを混ぜる量を調整して時間をかけて移行しました。
なかなか食べてくれない時は、焦らず様子を見ながら移行してください。
まとめ
- 子猫のフードは3ヶ月くらいまでふやかす
- フードは水かぬるま湯でふやかす
- 必ず冷めるまで待ってから与える
- ふやかしたフードは使い切る
フードをふやかすのは、時間と手間がかかります。
でも、大人の猫になるための第一歩。
子猫がしっかり栄養をとれるように食べやすくしてあげたいですいね。
あなたも、フードを正しくふやかして、子猫の成長を見守ってくださいね。