家猫が脱走してしまって、何日も帰ってこない!事故にあって帰ってこれないのか、
道に迷ってしまったのか、そんな日が何日も続くと気が気じゃありません。
完全室内飼いの場合、外に慣れていないため、さまざまな心配が予想されます。
一刻も早く大事な愛猫を見つけるために、原因〜捜索方法までご紹介していきます。
Contents
猫がいなくなる原因
猫が迷子になってしまう原因は脱走ですが、脱走に繋がる原因を知っておくことが大切です。
猫は好奇心に溢れた生き物です。窓が開いていたり、少しの隙間でも開いていれば入っていってしまいます。
あるいは、猫は大きな音が苦手なのでびっくりして咄嗟に逃げた先が外だった、なんてことも考えられるでしょう。
クイーンズランド大学が部屋の中から逃げ出した403頭の猫がどのような状況だったかを調べたところ、以下のような割合になったといいます。
• ドアやガレージの隙間=67.5%
• 窓からジャンプ=10.4%
• 不明=8.2%
• 壊れた窓や網戸=5.2%
• バルコニーからジャンプ=4.7%
• 壊れた猫用扉=1.5%
• 室内で発見=1.0%
• その他=0.7%
• 敷地内からの移動中=0.5%
• 外にいる時=0.2%
出典 http://www.konekono-heya.com/aibyouka/maigo.html
こちらの結果を見て分かってくる事は、家の中に居ないからと言ってすぐに外に探しに行かずに、
家の中や、駐車場もくまなく探しましょう。
迷子になったあとする事
公的施設へ連絡
誰かが見つけてくれた場合は、**保健所、警察署、動物病院**などに預けたり、
市役所に届け出たりしている事もあるので、最寄りの公的機関に確認してみましょう。
保健所などに収容されている場合は、県や市にもよりますが、
2週間ほどで飼い主が見つからない猫や犬は、処分されてしまいます。
なので、一番に保健所に確認の電話することをオススメします。
ネット掲示板を確認
ネット掲示板に迷子猫情報を掲載して、飼い主を探す方もいます。
写真が貼られていたり、猫の特徴が詳しく書かれていて、
掲示板でそのままやりとりができるため、非常に見つけやすいです。
また、ネットでも保健所の収容情報を見ることもできます。
保健所に毎日電話する訳にもいかないので、
ネットで迷子猫情報を毎日チェックしておくと良いでしょう。
捜索チラシを作成
迷子猫は、誰かが保護していない限り、家の近所で見つかる可能性が高いです。
猫の全体の写真、顔だけの写真、猫の特徴、性格、名前と、
飼い主の氏名、連絡先などを記載したチラシを作成しましょう。
コンビニやスーパー、最寄りの駅などに許可を得てから、
多くの方の目に止まりやすいところへ貼ってもらいましょう。
途方に暮れたら・・・
もう全てやり尽くし、途方に暮れたら帰ってくる事を信じて、待つ事も大切です。
交通量の多い日中は、車の音に怯えて狭い所や暗い所で、
ジッとしている可能性が高いです。
猫は夜行性のため、家に帰ろうとするなら、夜行動に移す事が考えられるでしょう。
飼い猫がいつでも家に入れるように、窓を少し開けておきましょう。
万が一、日中帰ってくる事も考えて仕事で家を開ける際は、
水や餌を用意しておいてあげましょう。
実家で飼っていた猫は、二回脱走しましたが、
夜中にカリカリとドアを引っ掻いて「帰ってきたよ!」と合図をしてくれました。
まとめ
- 猫が迷子になる原因を知っておく
- 公的施設へ連絡、ネット掲示板の確認、創作チラシの作成をする
- 帰ってくる事を信じて、夜は窓を開けておく
完全室内飼いの猫の場合、脱走しても近くにいる事が多いので
見つかる可能性が高いです。望みを捨てずに愛猫の帰宅を信じて、
捜索に全力を尽くしてあげましょう。