猫の鳴き声って、意外と大きいし響きますよね。
保護した野良猫が鳴き続けてしまうと、ご近所の迷惑になってしまうのでは?っと不安になってしまいます・・・。
この記事では保護した野良猫の"鳴き声対処法"を紹介します。
Contents
しつけてみる
猫というと"自由気ままで言う事を聞かない"イメージがある方は多いのではないでしょうか?
意外にも猫はしつける事が出来るんですよ。
ただし犬をしつけるのとは違い"行動学習"させる必要があります。
猫は褒められる為に何かする事はないんですよね。
簡単なしつけ方
猫の学習パターンを利用してしつける事が、無駄な鳴き声の防止への近道。
怒鳴ったり叩いたりしてしまうと信頼関係がなくなってしまうので、注意しましょう。
簡単なしつけ方としては"オペラント条件付け"という学習パターンを利用したものがあります。
オペラント条件付け
「オペラント条件付け」とは、行動の結果として快や不快を経験することで、行動の頻度が増減することです。
出典:http://www.konekono-heya.com/shitsuke/kihon.html#two
- 猫が鳴いたらケージに入れる
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鳴き止んだらケージから出す
これを繰り返すだけでも効果がありますよ。
猫によっては長い戦いになる事もありますが・・・根気よく教え続けてあげてくださいね。
きっと思いが通じるはずです。
散歩させてみる
元々は外の世界で自由に生きてきた猫には、室内が窮屈に感じてしまうのかもしれません。
保護してからしばらくは、お散歩の習慣をつけてストレス発散させてあげるのも良いと思います。
猫用のハーネスとリードは、ペットショップでたくさん販売されていますよ。
ハーネスを嫌がる場合には1日30分、次の日は1時間…と、徐々に慣れさせましょう。
首輪にリードでは首への負担が大きいですし、抜けてしまう可能性が高いのでやめましょうね。怪我をしたり事故にあってしまっては可哀想です・・・。
我が家の猫もたまに玄関で騒いでいる事があったのですが、月に2回ほど短時間の散歩をするようにしたら収まりました!
近所のコンビニに行くだけで満足してくれるので助かります。
また、外に出す場合にはマダニ・フィラリアの予防を徹底しましょうね。
発情期であれば不妊・避妊手術を
去勢・避妊手術を行っていないのであれば、発情期が原因で鳴いている可能性が高いです。
メス猫であれば生後6ヶ月頃から発情期を迎える事が多く、大きな声で鳴きながら落ち着きのない行動をはじめます。
オス猫の場合はだいたい生後9ヶ月頃からですが、メス猫のフェロモンや鳴き声によって誘発されます。大きな声で鳴いて攻撃的になる事が多いですね。
発情期を迎えても交尾に至らないのは、猫にとっても大きなストレスになります。
出来るだけ発情期が始まる前に去勢・避妊手術を受けさせましょうね。
まとめ
- 猫に合わせた"しつけ"をする
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お散歩でストレス発散させる
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発情期であれば去勢・避妊手術をする
"完全室内飼い"は外に比べて安全ですし、猫を幸せにするためには必要な事ですよね。
しかし野良猫であった時の環境との違いにより、猫にとって、室内で暮らす最初の頃は苦痛かもしれません・・・。
ぜひ"鳴き声対策"をして、猫と人間、お互いにとってストレスのない生活を送って下さいね。