猫の食欲不振は心配ですよね。
まず、病気を疑いますが、それ以外に理由があるかもしれません。
いつか食べる様になるかもと見守っていても体が衰弱してしまうのが心配です。
病気の場合は病院にいくタイミングはいつか、病気でなかった場合の対策も紹介していきたいと思います。
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何日まで食べなくても大丈夫?
成猫の場合ですが、猫は餌を食べなくても、24時間以内であれば大丈夫だと言われています。
ただ、36時間以上続く場合は病院に連れて行きましょう。
子猫は2~3ヶ月だと12.時間以上と言われています。
食欲がない以外に嘔吐や痙攣、便の様子や元気があるかどうかを確認し、異常があればすぐに病院に連れて行きましょう。
歯周病や口内炎、虫歯など、口の中が痛くて食べられない場合もあります。
チェックして異常があったり何か食べる様子がおかしければ病院に連れて行きましょう。
子猫は特に注意する必要があります。
病気以外の理由はある?
病院に行っても何も異常がなかった場合に考えられることを以下に紹介します。
餌に飽きた
従来の餌に飽きてしまい、食べなくなることはあります。
「ネオフィリア」といって猫の習性でもあります。
香り重視から食感重視に変わることもあります。またその逆もあり得ます。
また、より香りの強いものを求めることもあります。
ドライフードよりウェットフードの方が香りが強く、猫が好むこともあります。
ドライフードが従来の餌で、そのまま食べさせたい場合は、少しお湯をかけて子猫の時の様に柔らかくして食べさせてみて下さい。
温めることによって香りも強くなり、食感も変わります。
かつお節をお茶用のパックなどに入れ、使用している餌の袋の中にいれて香りを付けるという方法もあります。
どうしても食べない場合は、やはり餌を切り替える必要があります。
少しづつ、従来の餌と交ぜて与えてみて下さい。
うちの猫はドライフード中心でしたが、従来の餌を徐々に食べなくなり、毎回半分以上残された餌を捨てていました。
餌にチュールをかけたり、カツオ節をかけたりしましたが、結局食べる量が減ったままでした。
別のドライフードに切り替えても食べませんでした。
最終的には、ウェットフード中心の餌に切り替えました。
すると完食するようになり、胃が大きくなったのか食欲も増して、徐々にまたドライフード中心の食事に切り替えることが出来ました。
ドライフードの方が虫歯や餌が腐る心配も少ないです。
値段もウェットフードに比べると安価な場合が多いので、ドライフードのみにしたいところですよね。
でも、猫の食欲がないのが続くと体力の低下に伴って何かの病気になる可能性もあります。
思い切って切り替えてもうちの猫の様にドライフードに戻せる可能性もあるので、試してみるのもいいかもしれません。
エサを食べる環境が気に入らない
猫はきれい好きなので、餌を食べる環境が不衛生であれば食べないこともあります。
エサ皿や餌台、床など、清潔な状態を保ってあげましょう。
引越しや模様替えなどで餌の置き場所が変わってもストレスを感じ、食べないこともあります。
餌を食べる場所に簡易的な壁を作ったり、人目に付かず、ゆっくり食べられる場所を用意してあげましょう。
また、エサ皿が合わないこともあります。
成長によって猫の顔の大きさも変わり、ひげが当たって食べにくいこともあります。
エサ皿の見直しも考えてみましょう。
まとめ
- 猫が餌を食べない時間が36時間以上(2~3ヶ月の子猫は12.時間以上)続く場合は病院に連れて行く。
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餌に飽きた可能性があるので餌の切り替えを考える。
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餌の周辺を清潔に保って、人目に付かず、静かに食べられる場所を用意する。
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エサ皿を変える
ご飯を食べない、食べられないというのは、良くないことです。
その理由を見定めて、その都度対応できるようになるといいですね。