「こんなもん食えるかぁ!」と昭和のお父さんのごとく(?)、餌をひっくり返す猫。
せっかくあげたのに何故?と悲しい気持ちに&片づけることを考えるとイラッとしますよね。
猫にはそれなりの理由があるようです。
ここでは猫がご飯をひっくり返す理由を紹介したい思います。
Contents
他の場所で食べたい
野生時代の猫は他の動物に見つからない場所でゆっくり餌を食べていました。
その頃の名残で、オープンな場所や飼い主さんに見られる場所で餌を食べたくない猫もいます。
また、野生時代、猫は餌を土の中に隠していました。
その習性があり、今でも猫は餌の周りを土をかく様にかいて餌を隠そうとする動作をします。
飼い主さんの居ない時にゆっくり食べるために餌を隠そうとしてガリガリやっているうちにお皿をひっくり返してしまうのです。
後で食べたい
猫は野生時代の名残で、餌を残しておく習性があります。
いつも餌にありつけるわけでは無いので、土に隠しておくのです。
その習性があり、前述と同様、餌を隠そうとしてお皿をひっくり返してしまうのです。
うちの猫も餌の周りをかいて餌を隠そうとします。
紙切れを置いておくと、紙切れで上手に隠していたこともありました。
こういった、後で食べる習性を止めさせるには、餌のお皿を置きっぱなしにしないことが大切です。
ウェットフードなら食後30分経過後、ドライフードなら食後2~3時間で食事のお皿を下げる様にすると、猫ちゃんもその時間を守って早めに餌を食べる様になります。
食べにくい
猫に合っていないお皿を使うと、食べにくくて足で掻き出して食べようとしたりします。
猫のお皿が小さめのものだとヒゲが当たって食べづらいこともあります。
食べにくくて、外に出して食べようとしてお皿を倒してしまうのです。
また、餌台に餌皿を置いたり、高さのあるお皿に変えた場合など、高い所に餌がある状態に慣れなくて地面に落としたがる猫もいます。
高い所に餌をのせるのは嘔吐を軽減することもありますので、どちらが良いかは猫ちゃんの様子を見ながら色々と試してみるといいかもしれません。
お皿によって猫の食欲が変わることもあるので、お皿の大きさ、高さなどお皿についても考慮してあげてください。
うちではお皿自体は猫用を買っています。
うちの猫も餌を隠す習性がありますが、重いお皿のせいか、餌の周りをかくときにお皿を倒したことはありません。
まとめ
- 猫が落ち着いて餌が食べられる場所を作ってあげる。
- 餌のお皿を早めに下げる。
- 大きさ、高さ、重さなど猫に合った食べやすいお皿にする。
ご飯をひっくり返すなんて、行儀もなにもないですね。
それなりの理由があるんですね。
決して怒らずに、優しく見守ってあげましょう♪