愛猫は歳を増すごとに、どんどん違った表情を見せてくれますよね。
老猫になるとあまりご飯を食べなくなったり、心配になる事も増えていきます。
この記事ではそんな"老猫へのご飯の与え方"について紹介します。
スポンサーリンク
[quads id=1]
Contents
脱水の恐れがあればすぐ動物病院へ
猫も人間と同じように、歳を重ねるうちに食が細くなっていきます。
消化器官の働きなどがゆっくりになったり、嗅覚やアゴの力が弱くなっていくんですよね。
以前より食べる量が減った、興味が薄れた、などは仕方のない事だといえます。
しかし、全く食べない・飲まないのであれば命の危険に繋がる事も。
ささみやお刺身などの茹で汁は味と香りが付くので、飲んでくれる可能性もあります。
市販の栄養補給液も良さそうですね、猫ちゃんの好みに合わせて試してみましょう。
また、24時間以内全く口にしないのであれば獣医師によるサポートが必要となります。
食欲増進へ向けた治療もありますので、少しでも不安を感じたら動物病院へ連れて行ってあげましょうね。
食べやすいフードへ変えてみる
積極的に食べたそうな素振りをするのであれば、老猫用の食べやすいフードに変更してみましょう。
ドライフードをお湯や老猫用ミルクでふやかしても食べやすくなりますね。
ドライフードよりウェットフードの方が香りが強く、嗜好性が高いのでおすすめです。
現在では老猫が簡単に栄養が摂れるような、ペーストタイプのおやつや総合食も販売されていますよ。
香りによって食欲を刺激したり、アゴや歯を疲れにくくするような食事内容にしてあげましょう。
また、フードボウルの高さにも気をつけてあげた方が良いかもしれないです。
位置が低すぎたり高すぎたりすると首が疲れてしまい、食べるのがめんどうになってしまうんですよね。
猫に合わせた高さを意識してあげましょう。
我が家ではダンボールで台を作って使用していますが、微調整がしやすいのでメンテナンスも楽々できています。
市販のフードボウルが合わない場合には、ぜひ試してみてくださいね。
スポンサーリンク
[quads id=1]
シリンジや注入器で与えてみても◎
味や香りで食欲を刺激しても、猫の身体がうまく追いつかなければ可哀想ですよね。
その場合には手やスプーンで、口のまわりまで運んで食べさせてあげましょう。
口周りがうまく使えず、飲み込むことが難しい猫ちゃんにはシリンジや注入器を使用することもおすすめですよ。
注入器とは、老猫でない若い猫でも、お薬を飲む際に使ったりする注射器のようなアイテムです。
強制給餌しなければならない時にも使いますが、いずれ来るかもしれないそのときの為に慣らしておいてあげる事も大切ですよね。
ペットショップやネットショップ、動物病院でも購入出来る所がありますよ。
あなたのお家の猫ちゃんのストレスにならないような方法を選んで、ご飯を食べさせてあげてくださいね。
まとめ
- 絶食は24時間以内を厳守
-
老猫用の食べやすいフードを与える
-
猫に合わせて注入器を使用する
猫によっては人の手からご飯をもらうのが苦痛になる子もいますよね。
無理矢理食べさせるのも心が痛みます…。
どのようにして老後を過ごさせてあげるかは、一緒に暮らしてきたあなたが選択してあげてください。
きっと、間違いは1つもないですよ。
獣医師とよく相談して、老猫ちゃんに美味しいご飯をあげてくださいね。